2025カウントダウン① 年末年始に観たい音楽番組2選

雑談クラシック
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こんにちは。いりこです。

あっという間にクリスマスも終わり、2025年も残り僅かとなりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

テレビの前でも“節目”を感じさせてくれる音楽番組2選を、背景と見どころと一緒にまとめました。

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1.年末の象徴:NHK交響楽団「第九」

年末年始といえば「第九」こと、ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」

この時期になると日本中で第九の公演が行われています。筆者も行きたいなあと思いつつなかなか足が運べていない・・・そんな中で渡りに船、大晦日、日本最高峰のNHK交響楽団による第九が放送されます!

この曲については話すと長くなるので、いつか記事をかけるようになりたいなと思っていますが、8つの交響曲をとおして様々な要素を芸術に昇華させてきたベートーヴェンが、最後にたどり着いた「合唱」というヒトの声の力。歌われているシラーの「歓喜の歌」の詩もあいまって凄まじいパワーを生み出している曲です。

今年の指揮はレナード・スラットキン
1984年に初共演して以来、N響と長い関係を築いてきた指揮者で、
アメリカの伝統と日本のオーケストラ文化を橋渡しする存在でもあります。

見どころ・聴きどころ
・第1〜3楽章の静かな積み上がり
・第4楽章の合唱が“開く”瞬間、「人類みな兄弟」というメッセージ
・合唱とオーケストラがひとつの塊になる終盤の高揚

曲自体にメッセージ性がありますが、「今年をどう締めくくりたいか」という自分のテーマを持って聴くと、音楽が“自分ごと”として迫ってくると思います。

2.新年のド定番:ウィーンフィル・ニューイヤーズコンサート

「新年」×「クラシック」といえば!

世界最高のオーケストラ:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤーズコンサート!ですね!優雅で軽やかな曲が並ぶ、小難しいことを抜きにして新年を迎える喜びを共有できる瞬間です。

舞台はウィーン楽友協会。プログラムの中心は、ヨハン・シュトラウス一家の作品。
ワルツ「美しく青きドナウ」「ラデツキー行進曲」など、ウィーンの音楽文化そのものが凝縮されています。ウィーン・フィルは1842年創立の伝統を背景に、現代でも独自の音色・アンサンブル・呼吸を守り続けている特別なオーケストラ。

指揮者は毎年交代制。
過去にはヘルベルト・フォン・カラヤン小澤征爾の名前も並び、直近はダニエル・バレンボイム(2022)、フランツ・ヴェルザー=メスト(2023)、クリスティアン・ティーレマン(2024)リッカルド・ムーティ(2025)―― 歴代指揮者の顔ぶれだけでも、このコンサートが“世界最高峰の格式”を保ってきたことがよく分かります。

来る2026年の指揮は、初登場のヤニック・ネゼ・セガン。伝統のレパートリーに加え、アメリカの作曲家プライスの作品が初めて取り上げられるなど、新しい風にも注目。

見どころ・聴きどころ
・「黄金のホール」と呼ばれるウィーン楽友協会での豪華絢爛な祝祭感
・最後の「ラデツキー行進曲」での観客との手拍子

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