【訃報】ピアノ界の巨匠、マウリツィオ・ポリーニ氏 旅立つ

雑談クラシック
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いりこです。

2024年3月23日、イタリア・ミラノにて、ピアノ界の巨匠マウリツィオ・ポリーニ氏が82歳でこの世を去りました。

この訃報は、音楽界全体に深い悲しみをもたらしたことと思います。
ポリーニ氏は、その卓越した技術と深い音楽的理解で知られ、ピアノ好きで彼の名前を知らない人はいないほど、計り知れない貢献をしました。

生涯とキャリア

ポリーニ氏は、1942年にイタリアのミラノで生まれました。

9歳でデビューし、1959年にはミラノ音楽院を卒業。
そしてなんと言っても、1960年ショパン国際ピアノコンクールにて弱冠18歳で優勝し、国際的な名声を手にしました。

審査委員長を務めたショパン弾きの第一人者、ルービンシュタインが、「ここにいる審査員の誰よりも巧い」と惜しみない賛辞を送った逸話は有名です。

その後のキャリアは誰もが知るところで、世界中の主要なオーケストラや演奏会で活躍しました。

著名な録音

ポリーニ氏の録音はバッハから、ベートーヴェン、ショパン、そして後年は現代音楽まで、幅広いレパートリーを持っていました。

ドイツ・グラモフォンへの録音が多数あり、現代のピアノ演奏の基準を築いたとも評されています。彼は生涯にわたり数多くの賞を受賞し、グラミー賞やプレミアム・インペリアル賞などが含まれます。

彼の代名詞といえばやはり、ショパン「練習曲全集」。
これは長らく、いや今日でも同全集の金字塔とされています。
「技術レベルはどんどん上がっている」とされる中、半世紀前の録音ですでにこの完成度。正確無比で硬質でかっこいい音色にはくぎ付けになったのを鮮明に覚えています。

個人的にはショパン「前奏曲集」「ポロネーズ集」も、ずっと基準となっている素晴らしい演奏です。

彼の魅力は、その正確無比でクールな演奏から、内に秘める情熱がポロッと出てくる瞬間だと感じます。

訃報への反応

ポリーニ氏の訃報は、世界中の音楽家、批評家、そしてファンからの追悼により迎えられました。

色あせない超絶技巧です。

さいごに

マウリツィオ・ポリーニ氏は、生涯を通じて、世界中の人々に音楽の真の美しさを伝え続けてくれました。彼の音楽と精神は、彼の演奏を愛し尊敬する私たちの心の中で生き続けるでしょう。

彼の遺した音楽的遺産は、これからも多くの人々に影響を、インスピレーションを与え続けるに違いありません。

心からご冥福をお祈りします。

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