こんにちは。いりこです。
最近趣味であるクラシック音楽のコンサートに行くようになりました。それを知人に話すと、
「クラシックって決まりにうるさそう」
「何も知らずに行くと浮いちゃいそう」
と言われることがあります。
私も詳しい訳ではありませんが、子供の頃からちょくちょく行っていたのと、最近はYouTubeなんかで良質なコンサート映像を見ることができますので、初心者の方に説明するくらいのことはできるなと思い、この記事を書いてみました。
基本マナー
「クラシックって決まりにうるさそう」
「何も知らずに行くと浮いちゃいそう」
私からすると、「全然そんなことないよー」と思いますが、
初めて結婚式や、回らないお寿司屋さんに行くときは緊張しましたので、お気持ちは分かります。
とはいっても、やはり巷のコンサートにはたくさんのマナーはないと思いますので、最低限のものだけまとめてみました。
とにかく立てる音を最小限に!
とりあえず、これだけ気を付けておけば大丈夫です。
「あ、興味ないかも、、、」と思ったら、寝てください笑。(イビキだけ注意!)
入場するときに、コンサート情報などのチラシをたくさん受け取ると思います。
他にも手荷物があったりするでしょう。
そういったものは、カバンにしまって床に置くか、少し動いても音が出ないポジショニングを確立しておきましょう。
「当日のプログラムを曲を聴きながら見たい」という方は、
必要なプログラム”だけ”を手元に残しましょう。
ビニールの擦れる音は、思ったより響くものです。
物を落とした音なんかも同じです。
また、服の素材にも注意です。
特に冬場のダウンジャケットなんかが擦れる音も、気になることが多いです。
椅子に座るときは脱いでしまって、音が出ないポジショニングを確立しておきましょう。
拍手は周りの様子に合わせる
拍手のタイミングは、たしかにクラシック独特のものがあり難しいと思います。
なので、知っている人に任せましょう。拍手が広がって3秒くらい様子を見てからで遅くはありませんし、初心者の方がファーストペンギンになる必要はありません。
拍手をするタイミングは主に
・演奏者の登壇時、退場時
・演奏終了時
があります。
1つ目は分かりやすいですが、2つ目はなかなか理解しづらいと思います。
まず「曲がいつ終わったのか」が分かりにくいことがあります。
そして「楽章間では拍手をしない」のが普通です。
クラシックでは、静かーに曲が終わることも少なくありません。曲を知っていないと、曲が終わったかどうかは分かりません。
また、クラシックには「楽章」という概念があります。私も正しく説明できる自信はありません。
ざっくりいうと、4曲で1かたまりとみなされる曲の場合は、4曲とも終わってから拍手をするということです。
ちなみに、先日聴いたショパンの前奏曲は24曲で1かたまりで、24曲目が終わって初めて拍手をしました。
拍手するときは盛大に!
周りの様子をうかがい、「拍手が盛り上がって来たな」と思ったら、便乗して盛大に拍手しましょう!
服装
特になし
会場から特に指示がなければ、特に気を付けることはありません。
不安でしたら、シャツとか着てキレイめな恰好で参加すれば完璧です。
平日でしたらスーツの方もいらっしゃいますし、普段着よりもかっちりめで雰囲気を楽しんでいる方もいらっしゃいます。お着物の方もちらほらお見かけします。
私は、コンサートのときは普段着ないような服と革靴で、気分をアゲて参加しています。
音が出る素材は注意、対策すればOK
基本マナー編でお話ししたとおり、擦れると音がでるような生地は注意が必要です。
シャカシャカの生地のアウターを着たまま演奏中にモゾモゾされると、シャカシャカ音が会場中に響きます。クラシック音楽は静かなパートや無音の間なんかが頻繁に登場しますからね。
余裕があれば着用しない方が心配ありませんし、会場に入ってから脱いで手元に置いておくだけで十分だと思います。
クロークがあれば預けられるので楽ですが、クロークがない会場も多いので注意が必要です。
持ち物
チケット、他は特になし
持ち物に関しても、チケットさえあれば十分です。
チケットの発行方法にはいくつかあり、公演により異なりますので、事前に確認が必要です。
・コンビニ発行
・郵送
・電子チケット など
クロークはない会場も多いので注意
先にもお話ししましたが、クロークはあったりなかったりです。
旅行先などで荷物が多い場合は、先に会場に電話などで確認するか、
宿泊先やコインロッカーに置いてくることをおすすめします。
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