【速報】クリスティアン・ツィメルマン(ツィマーマン)2023年来日ツアープログラム発表!

コンサートスケジュール
https://www.japanarts.co.jp/news/p8124/
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こんにちは。いりこです。

今や世界的な大巨匠、巨匠中の巨匠ピアニスト、
クリスティアン・ツィメルマン(ツィマーマン)
の来日公演が2023年秋に予定されています。

長らくプログラムが「調整中」となっておりましたが、
この度10月3日に発表されていました。
(ちょくちょく最新情報追っていたのですが、
10月に入って見逃していました、、悔しい
詳細:https://www.japanarts.co.jp/news/p8124/

クリスティアン・ツィメルマン(ツィマーマン)について

少し語ります。

ツィメルマンは、私にクラシック音楽の感動を教えてくれた
2人のピアニストのうちの1人で、
1人目はルービンシュタイン、そしてツィマーマンです。

その後もたくさんの素晴らしいピアニストの演奏に出会いましたが、
この2人の演奏を聴いた衝撃は格別でした。
特に、彼の音源に出会ってからは、ほとんど私の価値規準となっています。

私がコンサートに足を運び始めてから約1年、
ようやく彼の生演奏が聴けるというのが大変感慨深いです。

かなりこだわりの強いアーティストで、
チケット発売が佳境を迎えた夏でさえ「プログラム未定」
となっていたのは、彼らしいなと笑ってしまいました。

とはいえ、彼の演奏であれば何でもよかったので
チケットは押さえていましたが、どんなプログラムになったのでしょうか!??

経歴

まずお名前ですが、日本語表記には揺れがあります。
“Kristian Zimerman”
グーグル翻訳だと、ポーランド語では「ツィメルマン」が近そう。
ドイツ・グラモフォンというレーベルからCDが出ているので、
「ツィマーマン」とドイツ語読み表記が多かったのかな?
個人的にはこちらの方が馴染みがあります。

1956年ポーランド出身御年66歳のピアニスト。
輝かしい経歴についてですが、
なんといっても1975年ショパン国際コンクールで、
史上最年少18歳の若さで優勝。

そしてマズルカ賞・ポロネーズ賞と特別賞も総なめ
地元ポーランド出身優勝は20年ぶり3人目の快挙となりました。

その後の王道まっしぐらっぷりも凄まじく、
アクセスが簡単な音源で最も古い
1978~79年(21~22歳)で録音したショパンのピアノ協奏曲2曲から、
ジュリーニ、カラヤン、バーンスタイン、小澤征爾、ラトルといった
世界的巨匠指揮者たちとの共演、
もちろんソロ作品も、各作品の決定盤ともいえる水準で
次々と世に出しています。
2021年ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集、
2022年にはシマノフスキのソロ作品集をリリースするなど、
現役バリバリです。

・・・

・・・

語りだすと止まらないので、
まずは2023年の来日公演に感謝して、
本ツアーについてまとめたいと思います。

プログラム

  • ショパン:夜想曲第2番 変ホ長調 Op. 9-2
         夜想曲第5番 嬰へ長調 Op. 15-2
         夜想曲第16番 変ホ長調 Op. 55-2
         夜想曲第18番 ホ長調 Op. 62-2
  • ショパン:ピアノソナタ第2番 変ロ短調 「葬送」 Op. 35
  • ドビュッシー:版画
  • シマノフスキ:ポーランド民謡の主題による変奏曲 Op. 10

さて、気になるプログラムは上記となりました。

ノクターンOp.9-2は、
皆さんが思い浮かべる”いわゆる”「ノクターン」です。
こんな手垢のついた曲を演奏してくれるなんて、、、
照れる、、楽しみ過ぎる。。。。

ショパンのノクターン(夜想曲)が続き、
ピアノズムの極み;ソナタ2番
その名の通り色彩的なドビュッシーの版画
そして、同郷シマノフスキの変奏曲

全体としては年初のブレハッチと似たような構成。
ショパン→モーツアルト→ドビュッシー→シマノフスキでした。
そして来年2月公演ではピアノソナタ2番を演奏予定。
新旧(敬意をもって)最強ピアニストの聴き比べができれば贅沢ですね。

ツアーは11.4~12.16 全10公演

  • 2023.11.30(木)18:45 発売開始: 4.18 (Tue) –
    愛知県芸術劇場コンサートホール(愛知県)
    CBCテレビHP

  • 2023.12.2(土)17:00 発売開始: 8.5 (Sat) –
    横浜みなとみらいホール(神奈川県)
    神奈川芸術協会HP

  • 2023.12.6(水)18:45 発売開始: 8.26 (Sat) –
    水戸芸術館コンサートホールATM(茨城県)
    水戸芸術館HP

親日家で、日本公演の機会は比較的多いピアニストですが、
すでに若いピアニストではないですし、
納得いかないパフォーマンスはしないと判断する日が遠くないかもしれません。

ぜひ、現代最強のピアニストと同時代に生きる幸運を生かすべく、
演奏に足を運んでみてください!

ツィメルマンの公演含め、個人的に行きたい・おすすめの公演をまとめています↓

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