こんにちは。いりこです。
ラファウ・ブレハッチの新譜情報が飛び込んできました!
「モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 他」
モーツァルトの第24番、ベートーヴェンの第3番という、どちらも「ハ短調」で書かれた協奏曲を並べた、なんとも渋くて痺れる選曲です。
共演はケント・ナガノ指揮ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団。2025年10月にドレスデンのクルトゥーアパラスト(文化宮殿)で収録されたもので、レーベルはもちろんドイツ・グラモフォン。国内盤は2026年8月14日発売、税込3,300円です。
国内盤はすでに各ストアで予約が始まっています。発売日にすぐ聴きたい方は、今のうちに!
【#ラファウ・ブレハッチ】
— UNIVERSAL MUSIC CLASSIC (@UNIVERSAL_CLS) July 3, 2026
モーツァルト&ベートーヴェンの二大ピアノ協奏曲をリリース🎹https://t.co/yGWett8CDt pic.twitter.com/MJIKl7Mnlu
ラファウ・ブレハッチというピアニスト
2005年、第15回ショパン国際ピアノコンクールで第1位を獲得したポーランド人ピアニスト。同時に「マズルカ賞」「ポロネーズ賞」「コンチェルト賞」「ソナタ賞」という特別賞を総なめにした、歴代屈指の「完全優勝」です。
そして優勝の翌年・2006年には、名門ドイツ・グラモフォンと専属契約。今年でちょうど契約から20年の節目だそうです。本人のInstagramには、当時のサイン風景の写真が上がっていました。
Rafał Blechacz(@rafalblechaczofficial)のInstagram投稿を見る
ショパン弾きのイメージが強い方も多いと思いますが、実はモーツァルトやベートーヴェンといった古典派のレパートリーもかなり得意。「完全優勝」という言葉とは少しはずれた繊細で端正な演奏をします。
以前リリースされたハイドン・モーツァルト・ベートーヴェンのソナタ集も筆者のお気に入り!今回はついに協奏曲で古典派、それも「ハ短調」という一番ドラマチックな調性で勝負してきた、という格好です。
指揮のケント・ナガノとは2013年の初共演から10年以上続く関係とのこと。積み重ねてきた信頼関係あっての録音、というのも聴く前から楽しみになるポイントです。
ちなみに筆者も2回彼の公演に足を運び、2026年は1月に所沢市民文化センター ミューズでのリサイタルに足を運んだばかり。相変わらずの端正な音色と圧倒的な余裕、そして時折見せる意外性のある解釈にすっかり魅了されました。あのときの空気を思い出しながら、この新譜を心待ちにしています。
▼当ブログのブレハッチ公演レポート
【2026.1.25】ラファウ・ブレハッチ 公演感想 @所沢市民文化センター ミューズ アークホール
【2023.2.27】ラファウ・ブレハッチ 公演感想 @ミューザ川崎シンフォニーホール
▼公式HP
https://blechacz.net/en/home
収録曲
- モーツァルト:ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491
- ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37
- ベートーヴェン:32の変奏曲 ハ短調 WoO.80(ピアノ独奏)
モーツァルトの協奏曲の中でも屈指の翳りと激しさを持つ第24番、そしてベートーヴェンが「モーツァルトの模範」を強く意識して書いたとされる第3番。この2曲を並べるのは、まさに「師弟」というか「継承」を感じさせる組み合わせです。しめくくりに置かれた独奏曲のベートーヴェン「32の変奏曲」も同じくハ短調。1枚まるごと「ハ短調」で貫くという、かなり潔いコンセプトアルバムですね。
短調、それも「ハ短調」というのは、モーツァルトにとってもベートーヴェンにとっても「特別」な調性。普段は明朗快活な印象のあるモーツァルトがふと見せる意外な表情、そして「運命」を始め「The ベートーヴェン」といったハ短調は、特別な1枚になりそうです。
続きはコンサートで
気になるのは生演奏で聴けるタイミング。今のところブレハッチの来日スケジュールはありませんが、2027年1月にはベルリン・フィルハーモニーでモーツァルトの第24番を弾く予定があるようなので、このコンビの深化はしばらく追いかけておきたいところです。
来日公演の最新情報は、当ブログの年間コンサートまとめでチェックできます。
▼今年行きたいコンサートはこちらでまとめ更新中
【2026年】おすすめ・行きたいクラシックコンサートまとめ(随時更新)
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