こんにちは。いりこです。
9月に「待望の値下げ」の記事を書いたばかりなのですが、燃油サーチャージがまた上がります。。。
ANAとJALは、2026年11月1日〜12月31日発券分の国際線燃油サーチャージを引き上げます(2026年10月15日発表・日本経済新聞報道、JAL・ANA公式)。欧米路線は両社とも片道62,000円・往復で124,000円。今(9〜10月発券分)のJAL 50,000円・ANA 55,000円から、片道でJALは12,000円、ANAは7,000円上がる計算です。
ポイントはいつもと同じく「10月31日までに発券すれば今の額のまま」という点。年末年始や来年の春に海外へ行く予定がある方は、今月中の動きが分かれ目になりそうです。
【結論】10月31日までの発券で、欧米片道 JAL 12,000円・ANA 7,000円安く済む
- 11〜12月発券分から全路線で値上げ(欧米は両社共通で片道62,000円!)
- 基準は発券日。10月31日までに発券すれば今の額(欧米 JAL 50,000円・ANA 55,000円)が適用
- 11月1日以降の発券は新額(欧米は往復でJAL +24,000円・ANA +14,000円)
- 今回の額は、7〜8月発券分(片道65,000円)に次いで過去2番目に高い水準(日経報道)
- 今回も政府の激変緩和措置(航空燃料への補助)で、本来より抑えた額になっている
9月の値下げのときの記事は、【待望の値下げ】ANA燃油サーチャージ2026年9月発券分 欧米片道5.5万円へにまとめています。今回はその「続報」という位置づけです。
いくら上がる?路線別の新旧比較
ANA・JALともに2026年11月1日以降の発券分から新額が適用されます。今(9〜10月発券分)との比較は以下の通りです。
| 路線(片道・国際線) | ANA現行 (9〜10月) | JAL現行 (9〜10月) | ANA新額 (11/1〜12/31) | JAL新額 (11/1〜12/31) |
|---|---|---|---|---|
| 欧州・北米・中東・オセアニア | 55,000円 | 50,000円 | 62,000円 | 62,000円 |
| ハワイ・インド・インドネシア | 35,800円 | 30,900円 | 38,500円 | 38,500円 |
| タイ・シンガポール・マレーシア他 | 27,300円 | 26,000円 | 32,000円 | 33,200円 |
| ベトナム・グアム・フィリピン他 | 19,300円 | 17,500円 | 21,500円 | 21,500円 |
| 東アジア(中国・台湾・香港など) | 14,300円 | 12,400円 | 15,100円 | 16,000円 |
| 韓国・ロシア(ウラジオストク) | 6,500円 | 5,900円 | 7,100円 | 7,100円 |
9〜10月はJALのほうが安かったのですが、11月からは欧米・ハワイ・グアムなどで両社が同じ額に。東アジアとタイ・シンガポール方面は、逆にJALのほうが少し高くなります。とくにJALのハワイ線は片道7,600円の値上げと、上げ幅が大きめです。
重要なのは、「発券日」基準であって「搭乗日」基準ではないこと。つまり年末年始や来年の春に搭乗する航空券でも、10月中に発券すれば今の額が適用されます。
- 10月31日までに発券 → 今の額(欧米 JAL 50,000円・ANA 55,000円)のまま
- 11月1日以降に発券 → 新額(欧米62,000円)適用
なぜまた上がる?燃料の値段がふたたび上昇
燃油サーチャージは、2か月ごとに直前2か月の燃料価格(シンガポールケロシン)と為替の平均で決まります。11〜12月発券分の基準は8〜9月の平均です(JAL公式)。
日本経済新聞によると、航空燃料の価格は米国とイランの停戦に向けた覚書の調印などで一時下がったものの、ふたたび上がる流れに転じました。JALによると8〜9月のケロシン価格は1バレル=2万5089円で、6〜7月より4,000円弱上がりました。国の激変緩和措置を考えて、実際の額は平均価格が2万4000円台だったものとして計算しているそうです(日本経済新聞 2026年10月15日「ANA・JAL、サーチャージ11〜12月発券分値上げ 欧州線6.2万円に」)。
つまり今回も「補助がなければもっと高かった」というのが実情です。
値上げを回避・節約する3つの方法
①10月中に発券してしまう(即効性No.1)
いちばん確実なのは10月31日までに発券を済ませること。JALの欧米路線なら片道12,000円・往復24,000円の差。家族4人の欧米往復なら、それだけで約10万円の差になります。
日程がまだ固まっていない方も、変更可能な運賃で仮押さえ発券しておくという手があります(変更手数料と値上げ幅を比較して判断してくださいね)。特典航空券も発券日基準なので、マイルで取る予定の方も今月が狙い目です。
②サーチャージ¥0の「提携発券」を使う(本命)
そもそもサーチャージがかからない航空券を選ぶ、という発想もあります。JALマイルなら「JMB提携航空会社特典航空券」を使うと、提携先によっては燃油サーチャージ¥0で発券できます。
本命はアラスカ航空発券のホノルル線(片道23,000マイル前後〜)。JAL運航便なら11月から往復77,000円かかるサーチャージが、提携発券ならまるごと0円になります。具体的な対象と必要マイル数は、こちらの記事に詳しくまとめています。
👉 【値上げ回避】燃油サーチャージなしで使えるJAL提携航空会社まとめ|ハワイは23,000マイルから
③マイルを貯めてサーチャージ分を相殺する
長期戦になりますが、日常決済でマイルを貯めてサーチャージ分を実質相殺するのも王道です。JAL派・ANA派それぞれに、20代限定で年会費以上のリターンを取りやすいカードがあります。
- JAL派:👉 【20代の特権!】JAL CLUB ESTとは?特典・メリット・デメリットを徹底解説
- ANA派:👉 【20代の特権!】ANA JCB CARD FIRSTとは?特典・メリット・デメリットを徹底解説
セール併用でさらにお得に
航空券セールと今のサーチャージを組み合わせれば、11月以降よりさらに安く確保できます。セール価格 × 10月発券(今のサーチャージ)の合わせ技がいちばんお得です。いま開催中のセールは、こちらにまとめています。
👉 【2026年10月】国内線・国際線タイムセール情報(JAL/ANA/Jetstar/Peach)ほか
日経新聞を無料で読む方法
今回の「過去2番目に高い水準」や燃料価格の動きを教えてくれたのは日経新聞でした。日経新聞は、楽天証券の口座(無料)があれば0円で読めます。やり方とお得な口座開設ルートは、こちらの記事にまとめました。
まとめ
- ANA・JALの国際線燃油サーチャージが11〜12月発券分から値上げ(欧米は両社とも片道62,000円・往復124,000円)
- 10月31日までに発券すれば今の額のまま。欧米往復でJALは24,000円・ANAは14,000円の差
- 7〜8月発券分に次ぐ過去2番目の高さ。政府の補助で抑えられているが、燃料の値段はふたたび上昇
- 回避するならサーチャージ¥0の提携発券が本命。JAL CLUB EST・ANA JCB CARD FIRSTでのマイル相殺も有効
下がったと思ったらまた上がる、旅好きには落ち着かない話題ですが、発券のタイミングと発券方法を工夫すれば、負担はかなり抑えられます。年末年始や来年の旅行に向けて、今月中に一度プランを見直してみてくださいね。
よくある質問(FAQ)
Q. 「発券日」ってどう判定される?
A. 実際に航空券が発券された日(チケット番号が発行された日)が基準です。予約しただけでは発券扱いにならないので、10月中に支払い・発券まで完了させる必要があります。
Q. 10月に発券した航空券を、11月以降に変更したら?
A. 変更しなければ差額の調整はありません。ただし未使用の航空券を日付や便名の変更をすると、変更した日の額との差額を払うことになります(JAL公式)。仮押さえで発券する場合は、この点に気をつけてください。
Q. 特典航空券でもサーチャージは上がる?
A. JAL・ANA運航便の特典航空券は、サーチャージが別途現金で必要です。これも発券日基準なので、10月中の発券なら今の額で済みます。サーチャージ自体を避けたい場合は、上記②の提携発券を検討してください。
Q. 1月以降はどうなる?
A. 2027年1〜2月発券分は、10〜11月の燃料価格と為替の平均で決まり、12月中旬ごろに発表されます(JAL公式)。燃料の値段がこのまま上がれば、さらに上がる可能性もあります。
Q. 国内線に影響はある?
A. 今回の値上げ対象は国際線の燃油サーチャージです。国内線運賃は別体系のため直接の影響はありません。


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