※本記事の情報は2026年5月10日時点です。必要マイル数や提携状況は変動するため、各社公式サイト等でご確認ください。
こんにちは。いりこです。
先日のJAL/ANA国際線燃油サーチャージ大幅値上げのニュース、ご存知ですか?2026年5月発券分から、欧米片道56,000円、ハワイ片道34,700円(JAL基準)と、過去最高水準まで引き上げられました。詳細はこちらの記事にまとめてあります。
「コンサート遠征・旅行のためにマイルを貯めてきたのに、サーチャージで全部食われちゃう…」と落胆している方に朗報。
実はJAL、JAL以外の航空券「JMB提携航空会社特典航空券」が取れる方法があります。本記事では、サーチャージ¥0で使える主要6社と、必要マイル数の目安を、JAL公式の一次情報ベースでまとめました。
結論を先にお伝えすると、ハワイは片道23,000マイル前後(アラスカ航空発券)から、サーチャージなしで行けます。これだけで往復約7万円のサーチャージ代が浮く計算です。
そもそもサーチャージ¥0の仕組みとは?
JALマイルで使える特典航空券は、大きく2種類あります。
- JAL国際線特典航空券(JAL運航便で使う)→ 燃油サーチャージかかる
- JMB提携航空会社特典航空券(提携航空会社の運航便で使う)→ 提携先によってサーチャージなし
後者を上手く使うことで、5月以降のサーチャージ値上げの影響をまるごと回避できます。発券手順は以下の通り。
- JALマイレージバンクの公式サイトから「JMB提携航空会社特典航空券」を選択
- 提携航空会社を自分で指定して、日付・路線・クラスを検索
- 空席があれば必要マイル数を使って発券
JMB提携航空会社特典航空券(公式マイル早見表)に必要マイル数(区間距離ベース)が掲載されているので、事前に確認しておくとスムーズです。
サーチャージ¥0で使える主要6社一覧
JMB提携航空会社のうち、燃油サーチャージなしで日本発の人気路線をカバーしているのが、主に以下の6社です(JAL公式・各社ポリシーをもとに整理)。
| 航空会社 | 代表路線(日本発) | 片道Y必要マイル目安 | サーチャージ |
|---|---|---|---|
| アラスカ航空 | ホノルル(運航:ハワイアン航空機材) | 23,000マイル前後〜 | ¥0 |
| アメリカン航空 | ニューヨーク・ダラス・ロサンゼルス等 | 45,000マイル前後〜 | ¥0 |
| エールフランス航空 | パリ(CDG) | 45,000マイル前後 | ¥0 |
| スリランカ航空 | コロンボ(CMB) | 37,000マイル前後 | ¥0 |
| 大韓航空 | ソウル他 | 区間距離による | ¥0 |
| カタール航空 | ドーハ経由欧州・中東 | 区間距離による | ¥0※ |
このうち、もっともコストパフォーマンスが高く、空席も比較的取りやすいのがアラスカ航空発券のホノルル線です。順番にみていきましょう。
本命:アラスカ航空発券のホノルル線(23,000マイル前後)
2026年4月にハワイ路線を取り巻く環境が大きく動き、JALマイラーにとってアラスカ航空発券のホノルル線がこれまで以上に魅力的になりました。
2026年4月の2つの大きな動き
- 2026年4月21日:JAL×ハワイアン航空のコードシェア・マイレージ提携が終了し、アラスカ航空との提携にシフト(JAL公式リリース)
- 2026年4月22日:ハワイアン航空が16番目のメンバーとしてワンワールドに正式加盟。アラスカ航空(既存ワンワールド会員)との運営統合も進行中
つまり、従来「ハワイアン航空運航便」として乗っていた東京〜ホノルル路線は、今後アラスカ航空発券で予約することになるということ。機材や運航スタッフはハワイアン航空時代と変わらないので、サービス品質はそのままに、JALマイル発券のルートだけが整理された形です。
必要マイル数(実例ベース)
- 東京〜ホノルル:エコノミー片道23,000マイル前後/ビジネス片道42,000マイル前後(区間距離による)
- 燃油サーチャージ:¥0
- 諸税・空港使用料のみ別途必要
JAL運航便のサーチャージ34,700円(5月発券分)、往復で約7万円かかることを考えると、提携発券の威力は明らかですね。家族4人なら1回の旅行で約27万円の差。
機内Wi-Fi(Starlink)も無料で提供されているので、長時間フライトもストレスなく過ごせるのが嬉しいポイントです。
米本土:アメリカン航空(45,000マイル前後)
JAL×アメリカン航空はワンワールドの最重要パートナーで、NRT/HND発の主要都市便はほぼ全て提携対象です。
- 東京〜ニューヨーク:エコノミー片道45,000マイル前後(実例ベース)
- 東京〜ダラス・フォートワース/ロサンゼルス:類似の必要マイル数
- 燃油サーチャージ:¥0(AA運航便の場合)
注意したいのは、JAL運航便のコードシェアではなく「AA運航便」を選ぶ必要があるという点。共同事業(JV)の影響で同じ便名でもJAL運航のことがあり、その場合はサーチャージがかかります。発券時に運航航空会社を必ず確認しましょう。
欧州:エールフランス航空(45,000マイル前後)
パリ便を狙うなら、エールフランス航空発券が選択肢になります。
- 東京〜パリ(CDG):エコノミー片道45,000マイル前後・ビジネス往復110,000マイル前後
- 燃油サーチャージ:¥0
ビジネスクラス往復110,000マイルでパリへ行ければ破格ですが、2026年に入ってから空席が大幅に絞られている印象です。中東情勢に伴う燃料価格高騰の影響なのか、特典航空券の在庫提供がタイトになっています。
エコノミーは比較的ヒットしやすいので、「日程に融通が利く+エコノミーでもOK」という方には現実的な選択肢かなと思います。
アジア・南アジア:スリランカ航空・大韓航空
スリランカ航空(成田-コロンボ 37,000マイル前後)
成田〜コロンボの直行便があり、エコノミー片道37,000マイル前後で発券可能。スリランカ自体が観光地としての注目度上昇中なので、サーチャージなしで南アジアの拠点空港まで行ける選択肢として覚えておく価値があります。
大韓航空(区間距離ベース・空席に注意)
大韓航空も提携対象でサーチャージ¥0ですが、JMB枠の特典航空券席はかなり絞られている印象です。ヒットしても1便1席程度のことが多く、エコノミーよりもビジネスの方が空席が出やすい傾向があります。
路線によってはファーストクラスラウンジが利用できるので、「タイミングが合えば一気にラグジュアリー」な使い方ができる航空会社です。
カタール航空:理論上¥0だが情勢に注意
カタール航空も提携対象で、サーチャージ自体は¥0ベースです。ただし2026年に入ってからの中東情勢の影響で、運航ダイヤや空席状況が流動的になっています。
中東経由便の最新運航状況については、中東エアライン運航状況まとめ(2026年4月)もあわせてご確認ください。
注意点:知らずにハマる落とし穴
- 必要マイル数は区間距離による変動制:本記事の数値はあくまで実例ベース。日付や経由便により多少前後します
- 運航会社のチェックは必須:コードシェア便でJAL運航のものはサーチャージかかります
- JMB枠の空席は航空会社直販より少なめ:早めの計画+粘り強い検索が肝心
- 諸税・空港使用料は別途:サーチャージ¥0でも完全無料ではないので念のため
JALマイルを貯めるには?選択肢を整理
「サーチャージ回避はわかった、でもそもそもJALマイルってどう貯めるの?」というのが本題ですよね。JALマイルを貯める方法はいくつかあって、人によって相性が違います。当ブログではそれぞれ別記事で詳しく解説しているので、自分に合いそうなものから読んでみてください。
20代の方なら:JAL CLUB EST
20代限定で申し込めるJALカードのプレミアム版。年会費以上の特典を獲得できる構造になっていて、JALマイルを集中的に貯めたい入門カードとしておすすめです。
マリオット系ホテルポイント経由で貯める方法も
もう一つ知られているのが、マリオット・ボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・カードでホテルポイントを貯めて、それをJALマイル含む多くの航空会社マイルに交換するルートです。マルチパートナー型なので、行き先や提携先航空会社を柔軟に選べる強みがあります。
ただし、2025年に大幅な改定が入り、年会費は82,500円に値上げ。年間の決済額や旅行頻度によっては割に合わなくなるケースも増えており、慎重に判断したいカードになりました。検討中の方は以下の解説記事もあわせて読むことをおすすめします。
まとめ:値上げ時代こそ「提携発券」の威力が際立つ
- 5月以降のJAL/ANA国際線サーチャージは過去最高水準(欧米片道56,000円・ハワイ34,700円)
- JMB提携航空会社特典航空券を使えばサーチャージ¥0で発券可能
- 本命はアラスカ航空発券のホノルル線(23,000マイル前後〜)。2026年4月にハワイアン提携→アラスカ提携にシフト+ハワイアン航空のワンワールド加盟で運用面の安定感もアップ
- 米本土・欧州・南アジアもそれぞれ提携先を選べばサーチャージなしで発券可能
- 必要マイル数は距離変動制、空席はタイミング依存。早めの計画と粘り強い検索が成功のカギ
サーチャージ値上げは旅好きには痛い話題ですが、制度をきちんと使いこなせば「値上げ前と変わらないコストでハワイへ行ける」のが提携発券の魅力です。コンサート遠征や夏の家族旅行に向けて、JALマイル運用を一度見直してみてはいかがでしょうか。

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