【2025】ロン=ティボー国際コンクール ピアノ2025 まとめ

ピアノコンクール
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こんにちは。いりこです。

3月25日(火)から、フランス・パリでバッハ国際コンクールが開催されます。

2025年は大コンクールイヤー!
こちらの記事でまとめた15のコンクールのうち7つが開催されます。そして10月には最高峰ショパン国際コンクールも控えます。

今月はすでにドイツ・ライプツィヒのバッハ国際コンクールを聴きましたが、早くも2つ目のコンクールです。

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ロン=ティボー国際コンクール 概要

【公式HP】(フランス語・英語)https://www.long-thibaud.org/en/
【公式YouTube】https://www.youtube.com/@fondationlong-thibaud43

1943年にピアニストのマルグリット・ロンとヴァイオリニストのジャック・ティボーによって創設され、世界中の若手音楽家にとって重要な登竜門となっています。ピアノ部門とヴァイオリン部門を抱えており、当初は3年ごとに同時開催だったようですが、開催頻度は2年ごとになったり、両部門が別年開催になったりしています。

優勝者には第1回フランソワをはじめ、チッコリーニ、ロジェ、ブーニン、入賞者にもアレクセーエフ、コラール、ラプラント、海老 彰子、エル=バシャ、シャマユとなかなか豪華なお名前が並んでいます。2019年には三浦謙司さん、2022年には亀井聖矢さんが優勝して話題になりました。

  • 概要
    開催地:パリ(フランス)
    開催間隔:2~4年に1度(前回:2022年、次回:2025年)
    歴史:第1回1943年
  • 主な優勝者・入賞者
    優勝者:サンソン・フランソワ(1943)、アルド・チッコリーニ(1949)、パスカル・ロジェ(1971)、スタニスラフ・ブーニン(1983)、三浦 謙司(2019)、亀井 聖矢(2022)

    入賞者:ドミトリー・アレクセーエフ(1969年第2位)、ジャン=フィリップ・コラール(1969年第5位)、アンドレ・ラプラント(1973年第3位)、海老 彰子(1975年第2位)、アブデル・ラーマン・エル=バシャ(1975年第6位)、ベルトラン・シャマユ(2001年第4位)

・・・

河合楽器がスポンサーで「Shigeru Kawai」が採用されています。ピアニストを引退していたプレトニョフが、このピアノをきっかけに6年ぶりに復帰した話が有名です。

セミファイナルからは、カワイとスタインウェイの2つのピアノから選択するようになります。

注目のコンテスタント

https://www.long-thibaud.org/en/candidats-selectionnes/

Hao RAO(ラオ・ハオ)

2021年ショパン国際コンクール、当時17歳でファイナリストとなり、2025年大会の予備予選にも名を連ねているラオ・ハオさん!

2021年のショパンコンクールといえば、筆者が初めて見始めた思い出深いコンクール。その中でも彼は入賞してもいいんじゃないかなあと思ったほど、よかった記憶があります。

それが2025年、予備予選より前に演奏が聴けることになりました!楽しみです。

Eric GUO(エリック・グオ)

2023年第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール優勝!同じく2025年大会の予備予選に出場予定エリック・グオさん!

まだ演奏は聴いたことなかったので、予備予選前に聴ける機会!

BOURDONCLE Nicolas(ニコラ・ブルドンクル)

こちらは昨年の浜松国際に出場していたピアニスト。惜しくも1次予選敗退でしたがよかったイメージがあります。

日本からは10名出場

ほんとうにパリで行われているのか疑うほどのアジア率!そして32名中10名が日本人!応援しがいがあります。

大山 桃暖
稲垣 慈永
高尾 真菜
島多 璃音
藤澤 亜里紗
伊舟 城歩生
青島 周平
神原 雅治(以上1日目)
永康 毅(2日目)
松田 彩香(3日目)

スケジュール

予選(32名):2025年3月25日(火)~ 3月27日(木)
3月25日(火)10:00(日本時間18:00)、14:30(日本時間22:30)
3月26日(水)10:00(日本時間18:00)、15:00(日本時間23:00)
3月27日(木)10:00(日本時間18:00)、15:00(日本時間23:00)

セミファイナル(10名):
2025年3月28日(金)10:00(日本時間18:00)、15:00(日本時間23:00)

ファイナル(5名):
2025年3月30日(日)14:00(日本時間21:00) 結果発表 20:00(翌 3:00)

各日の個別記事

ロン=ティボー国際コンクール要項抜粋

出場資格:16歳~33歳

レパートリー

予選(32名)

  • Chopin: Sonata in B-flat minor n° 2 (1st and 4th movements without repeats)
    /ショパン:ソナタ第2番 変ロ短調 (第1楽章および第4楽章、リピートなし)
  • Fauré: Impromptu Op. 31 n° 2 in F minor
    or
    Prokofiev: Scherzo Op. 12 n° 10 in A minor
    /フォーレ:即興曲第2番 ヘ短調 Op.31
    または
    プロコフィエフ:スケルツォ イ短調 Op.12-10
  • A work of your choice (maximum 8 minutes)
    /自由選択曲1つ(最大8分)

ショパンのソナタ2番、第1楽章と4楽章のみ、というユニークな課題は、創設者の意思が引き継がれており、この大会の定番となっているようです。

セミファイナル(10名)

  • A 40 minute program of your choice
    /40分の自由プログラム
  • Set work : Chopin – Étude Op. 10 n° 2  or  Étude Op. 25 n° 6
    /課題曲:ショパン エチュード Op.10-2 または Op.25-6

難曲だらけのショパンの練習曲集の中でも、1,2を争う難曲2曲。そのうちどちらかを演奏しなければなりません。それ以外は自由なプログラム。

ファイナル(5名)

Each finalist will choose to play one out of 8 concerto options accompanied by The Orchestra of the Republican Guard:
/ファイナリストはギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団の伴奏により、以下の協奏曲8つから1つ選んで演奏

Rachmaninov – Concerto n° 3
/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
Brahms – Concerto n° 1
/ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
Ravel – Concerto in G
/ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
Prokofiev – Concerto n° 3
/プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
Tchaïkovsky – Concerto n° 1
/チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
Beethoven – Concerto n° 4
/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
Chopin – Concerto n° 2
/ショパン:ピアノ協奏曲第2番
Saint-Saëns – Concerto n° 2
/サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番
Mozart – Concerto in C minor  K.491
/モーツァルト:ピアノ協奏曲 ハ短調 K.491

選択肢は、作曲家につき1つずつ、比較的メジャーどころが並びます。
共和国親衛隊(Garde républicaine)と、軍楽隊というだけあって制服がおしゃれです。

賞金・特別賞

賞金
1位:35,000ユーロ(約568万円)
2位:20,000ユーロ(約324万円)
3位:12,000ユーロ(約194万円)
4位:8,000ユーロ(約129万円)
5位:6,000ユーロ(約97万円)

特別賞
ミシュラン財団賞
BNPパリバ財団賞
モナコ公アルベール2世財団賞
パリ市賞
フランス財団賞
ロン=ティボー財団賞
アンドレ・シュヴィヨン=イヴォンヌ・ボノー賞
(フランス財団の後援のもと、コンクール中の創作または編曲で優れた演奏を行った出場者に贈られる)
聴衆賞(パリ・ロータリークラブ賞)

副賞:演奏機会
入賞者は以下の著名な音楽祭・会場に招待され、演奏機会が与えられます:

  • モンテカルロ歌劇場
  • エクス=アン=プロヴァンス「Piano à Aix」フェスティバル
  • グシュタード・ニューイヤー音楽祭
  • トゥケ音楽祭(Folies du Touquet)
  • ル・ヴィガン音楽祭
  • リヨン・ショパン協会
  • シフラ財団フェスティバル(サンリス)
  • ヴェルサイユ宮殿 ロイヤルオペラ
  • モンペリエ・ラジオ・フランス音楽祭
  • レ・ピアニッシム
  • サント・シャペル「Claviers」フェスティバル

特別演奏
優勝者は、フランス革命記念日(7月14日)に開催される「Concert de Paris」に出演。約40万人の観客の前で演奏する機会が与えられます。

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