【最高峰】国際ピアノコンクール15選

ピアノコンクール
https://chopin2020.pl/en/news/article/500/the-winner%E2%80%99s-world-tour
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※2024年
【5.5~5.16】モントリオール国際音楽コンクール(カナダ)
【5.30~6.8】ゲーザ・アンダ国際ピアノコンクール(スイス)
【9.11~9.21】リーズ国際ピアノコンクール(イギリス)
【11.8~11.25】浜松国際ピアノコンクール(日本)
今年もてんこ盛り!特に日本開催の浜松国際は大注目です。

こんにちは。いりこです。

世界には、実にたくさんの音楽コンクールがあります(唐突)。

殊、楽器の王様「ピアノ」については数えきれないほど開催されていると想像します。

最近コンサートなどの情報を集めていますが、
演奏を聴いたことのないピアニストを理解しようとすると、
まず「受賞歴」を見てしまいますね。
紹介文にも、まず「受賞歴」が記載されていることが多いです。

すると困ったことに、コンクール多過ぎ問題があるわけですね。

「○○コンクール優勝!」「△△コンクール第◎位!」
と言われても、正直想像つかないことも。

また、
ピアノコンクールをモデルにした小説「蜜蜂と遠雷」を読んでみたり、
YouTube配信されたショパンコンクールを実際に聴いてみたりするうちに、
「こんなにいろんな曲とピアニストの演奏を、一度に堪能できる素晴らしい機会は他にないのでは」
という気になってきました。

ということで、

  • そもそもレベルの高いピアニストが集まるコンクールを調べてみよう
  • そして可能な限りコンクールを聴いてみよう

をモットーにこの記事を書いています。

国際ピアノコンクール

コンクールは「権威のある」という形容をよくされますね。
もちろん「レベルが高い」とも言われます。

何をもって「権威」とするかはよく分かりませんが、

  • 歴史の長さ
  • 優勝者・入賞者のその後の活躍
  • 審査員の顔ぶれ

なんかが影響力を持っていそうです。それでは見てみましょう♪

1.ショパン国際ピアノコンクール(次回:2025年)

https://chopin2020.pl/en/news/article/500/the-winner%E2%80%99s-world-tour

【公式HP】https://chopin2020.pl/en/

まずは、異論なくこのコンクールの名前が挙がることでしょう。
過去の優勝者にはレジェンドメンバーが連なります。入賞者も含めると鳥肌が止まりません。後述の「チャイコフスキー」「エリザベート王妃」と並び、世界三大コンクールと称されているとかいないとか。

押しも押されぬ大作曲家ショパンの名を冠し、祖国ポーランドが国を挙げて開催しているコンクールです。演奏されるのはショパンの曲のみ!もちろんピアノ部門のみ!という独特なコンクールでもあります。5年に1度と開催間隔もかなり長く、歴史も長いです。

  • 概要
    開催地:ワルシャワ(ポーランド)
    開催間隔:5年に1度(第18回:2021年10月(2020年から延期)、次回:2025年)
    歴史:第1回1927年

  • 主な優勝者・入賞者
    優勝者:マウリツィオ・ポリーニ(1960)、マルタ・アルゲリッチ(1965)、ギャリック・オールソン(1970)、クリスティアン・ツィメルマン(1975)、ダン・タイ・ソン(1980)、スタニスラフ・ブーニン(1985)、ユンディ・リ(2000)、ラファウ・ブレハッチ(2005)、ユリアンナ・アヴデーエワ(2010)、チョ・ソンジン(2015)、ブルース・リウ(2021)

    入賞者:ウラディミール・アシュケナージ(1955年第2位)、アルトゥール・モレイラ・リマ(1965年第2位)、内田 光子(1970年第2位)、横山 幸雄(1990年第3位)、ダニール・トリフォノフ(2010年第3位)、反田 恭平(2021年第2位)、小林 愛実(2021年第4位)

▼2021年覇者ブルース・リウの3次予選から

  • 審査員(2021年 第18回)
    カタジーナ・ポポヴァ=ズィドロン(審査員長)、ドミトリ・アレクセーエフ、ダン・タイ・ソン、海老 彰子、フィリップ・ジュジアーノ、ネルソン・ゲルナー、アダム・ハラシェヴィチ、ケヴィン・ケナー、アルトゥール・モレイラ・リマ、ヤノシュ・オレイニチャク、ピオトル・パレチニ ほか

2.チャイコフスキー国際コンクール(次回:2027年)

https://tchaikovskycompetition.com/en/photos/gal129.htm

【公式HP】https://tchaikovskycompetition.com/en/

続いても三大コンクールの1つ。
(なんと2023年6月に開催。早速見逃していました。。。)

こちらも大作曲家チャイコフスキーの名を冠し、ピアノ部門のほかにもヴァイオリン・木管など複数部門を抱えます。

ところが、西側諸国ではロシア文化ボイコットの動きもあり、「三大コンクール」と称されながら、2023年時点でコンクール世界連盟から排除されています。

今回の参加者はいつもに増して心労が絶えなかったことでしょう。
無事に開催されて何よりといったところ。

クラシック界において、ロシアは欠かせない存在。
手放しで音楽を楽しめる日が来るといいですね。

このコンクールの優勝者も錚々たるメンバー。課題曲には、チャイコフスキーはじめロシア人作曲家が指定されます。

  • 概要
    開催地:モスクワ(ロシア)
    開催間隔:4年に1度(第17回:2023年6月、次回:2027年)
    歴史:第1回1958年

  • 主な優勝者・入賞者
    優勝者:ヴァン・クライバーン(1958)、ウラディミール・アシュケナージ/ジョン・オグドン(1962)、グリゴリー・ソコロフ(1966)、アンドレイ・ガヴリーロフ(1974)、ミハイル・プレトニョフ(1978)、ボリス・ベレゾフスキー(1990)、デニス・マツーエフ(1998)、上原 彩子(2002)、ダニール・トリフォノフ(2011)、アレクサンドル・カントロフ(2019)、セルゲイ・ダビチェンコ(2023)

    入賞者:オラシオ・グティエレス(1970年第2位)、アンドラーシュ・シフ(1974年第4位)、ウラディーミル・オフチニコフ(1982年第2位)、小山 実稚恵(1982年第3位)、ニコライ・ルガンスキー(1994年第2位)、チョ・ソンジン(2011年第3位)、藤田 真央(2019年第2位)

▼2023年覇者ダビチェンコのファイナル(4:23:50~)

  • 審査員(2023年 第17回)
    デニス・マツーエフ(審査員長)、小林 秀子、ウラディミール・オフチニコフ ほか

3.エリザベート王妃国際音楽コンクール(次回:2025年)

https://queenelisabethcompetition.be/en/news/jonathan-fournel-wins-the-2021-piano-competition-!/

【公式HP】https://queenelisabethcompetition.be/en/home/

三大コンクールの最後はこちら。
上記2つと異なり、特定の作曲家を冠していないのが特徴で、比較的公平だとみなされるようです。

ピアノのほかに、ヴァイオリン・声楽・チェロ(以前は作曲)部門があり、各部門順番で毎年開催されています。直近2021年のコンクールでは日本人2名が入賞しています。

正直申しますと、直近の優勝・入賞者、審査員にはあまり馴染みがありません。にわかにとっては少々ハードルが上がってきました。。。

  • 概要
    開催地:ブリュッセル(ベルギー)
    開催間隔:各部門4年に1度(前回:2021年5月(2020年から延期)、次回:2025年)
    歴史:ピアノ部門第1回1938年

  • 主な優勝者・入賞者
    優勝者:エミール・ギレリス(1938)、ウラディミール・アシュケナージ(1956)、アブデル・ラーマン・エル=バシャ(1978)、ジョナタン・フルネル(2021)

    入賞者:ラザール・ベルマン(1956年第5位)、ニコライ・ペトロフ(1964年第2位)、内田 光子(1968年第10位)、シプリアン・カツァリス(1972年第9位)、務川 慧悟(2021年第3位)、阪田 知樹(2021年第4位)

▼2021年覇者フルネルのファイナル

  • 審査員(2021年)
    Gilles Ledure(審査員長)、ジャン=フィリップ・コラール、ネルソン・ゲルナー、児玉 桃 ほか

4.リーズ国際ピアノコンクール(次回:2024年)

https://www.leedspiano.com/previous-competition/

【公式HP】https://www.leedspiano.com/

イングランド北部の都市リーズで開催される国際コンクール。

過去の優勝・受賞者には名ピアニストがならんでおり、レベルの高さが伺えます。
直近2021年には小林海都さんが第2位を獲得しています。

こちらはピアノ部門のみのコンクール。

  • 概要
    開催地:リーズ(イギリス)
    開催間隔:3年に1度(前回:2021年9月、次回:2024年)
    歴史:第1回1963年

  • 主な優勝者・入賞者
    優勝者:ラドゥ・ルプ(1969)、マライ・ペライア(1972)、ドミトリー・アレクセイエフ(1975)、ウラディミール・オフチニコフ(1987)、エリック・ルー(2018)、アリム・ベイセムバイエフ(2021)

    入賞者:アルトゥール・モレイラ・リマ(1969年第3位)、アンネ・ケフェレック(1969年第5位)、内田 光子(1975年第2位)、アンドラーシュ・シフ(1975年第3位)、ルイ・ロルティ(1984年第4位)、北村 朋幹 (2015年第3位)、小林 海都(2021年第2位)

▼2021年覇者セムバイエフのファイナル

  • 審査員(2021年)
    イモージェン・クーパー(審査員長)、スティーブン・オズボーン、イノン・バルナタン、ルドヴィク・モルロー ほか

5.ジュネーヴ国際音楽コンクール(次回:?)

https://www.wfimc.org/news-media/wfimcafe-kevin-chen

【公式HP】https://www.concoursgeneve.ch/

スイス、ジュネーヴで開催される国際コンクール。

ピアノ以外にも、フルート・クラリネット・チェロ・ヴィオラ・弦楽四重奏・声楽・打楽器・作曲と多くの部門があり、毎年いくつかの部門が開催されています。

が、ピアノは4年ごとだったり2年ごとだったり、よく分かりません。(ご存じの方、どうかお知恵を、、、)

第1回優勝者がミケランジェリと、これまた過去の受賞者は豪華な面々です。直近2022年には五十嵐さんが入賞しています。日本勢の活躍も目覚ましいですね。

  • 概要
    開催地:ジュネーヴ(スイス)
    開催間隔:不定期??(前回:2022年10~11月、次回:不明?2024年までピアノ部門なし)
    歴史:第1回1939年

  • 主な優勝者・入賞者
    優勝者:アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(1939)、フリードリヒ・グルダ(1946)、マルタ・アルゲリッチ(1957)、ネルソン・ゲルナー(1990)、萩原 麻未(2010)、ドミトリー・シシキン(2018)、ケヴィン・チェン(2022)

    入賞者:マウリツィオ・ポリーニ(1957年/1958年第2位)、アンネ・ケフェレック(1969年第5位)、仲道 郁代(1986年第3位)、ユリアンナ・アヴデーエワ(2006年第2位)、五十嵐 薫子(2022年第3位)

▼2022年覇者ケヴィン・チェンのファイナル

  • 審査員(2022年)
    ジャニーナ・フィアルコフスカ(審査員長)、フロラン・ボファール、児玉 桃 ほか

6.ブゾーニ国際ピアノコンクール(次回:2025年)

https://www.busoni-mahler.eu/competition/en/pagina-busoni-en/

【公式HP】https://www.busoni-mahler.eu/competition/en/pagina-busoni-en/

イタリア、ボルツァーノで開催され、
イタリアのピアニスト・作曲家であるブゾーニの名を冠したピアノコンクール。

  • 概要
    開催地:ボルツァーノ(イタリア)
    開催間隔:予選・本選が隔年開催(前回:2023年8~9月、次回:2025年)
    歴史:第1回1949年

  • 主な優勝者・入賞者
    優勝者:マルタ・アルゲリッチ(1957)、ギャリック・オールソン(1966)、ルイ・ロルティ(1984)、アルセニー・ムン(2023)

    入賞者:フランソワ=ジョエル・ティオリエ(1964年第2位)、ベルント・グレムザー(1984年第3位)、ドミトリー・シシキン(2013年第3位)、桑原 志織(2019年第2位)、アンソニー・ラティノフ(2023年第2位)、山﨑 亮汰(2023年第3位)

▼2023年覇者アルセニー・ムン

  • 審査員(2023年)
    イングリッド・フリッター(審査員長)、イモジェン・クーパー ほか

7.クララ・ハスキル国際ピアノコンクール(次回:2025年)

https://clara-haskil.ch/

【公式HP】https://clara-haskil.ch/

ルーマニア出身でスイスゆかりのピアニスト、
クララ・ハスキルの偉功を称え、スイスで開催されるピアノコンクール。

開催間隔と時期からして、毎回ブゾーニ国際とマル被りになりそうです。

  • 概要
    開催地:ヴヴェイ(スイス)
    開催間隔:2年に1度(前回:2023年8~9月、次回:2025年)
    歴史:第1回1963年

  • 主な優勝者・入賞者
    優勝者:クリストフ・エッシェンバッハ(1963)、スティーブン・オズボーン(1991)、河村 尚子(2007)、藤田 真央(2017)、中川 優芽花(2021)、マグダレン・ホー(2023)

    入賞者:内田 光子(1973)、伊藤 恵(1979)、フランソワ・デュモン(2009)

▼2023年覇者マグダレン・ホーのファイナル

  • 審査員(2021年)
    クリスティアン・ツァハリアス(審査員長)、フィンヒン・コリンズ、河村 尚子、坂上 博子 ほか

8.ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール(次回:2025年)

https://cliburn.org/2022winners/

【公式HP】https://cliburn.org/

冷戦下の旧ソ連で開催の第1回チャイコフスキー国際コンクールにて優勝したアメリカ人ピアニスト、ヴァン・クライバーンを記念して設立されたコンクール。

2009年の辻井伸行さんの優勝で日本でも有名になった感がありますね。

  • 概要
    開催地:フォートワース(アメリカ、テキサス州)
    開催間隔:4年に1度(前回:2022年6月(2021年から延期)、次回:2025年)
    歴史:第1回1962年

  • 主な優勝者・入賞者
    優勝者:ラドゥ・ルプ(1966)、アレクサンダー・コブリン(2005)、辻井 伸行(2009)、イム・ユンチャン(2022)

    入賞者:ニコライ・ペトロフ(1962年第2位)、サ・チェン(2005年第3位)

▼2022年覇者イム・ユンチャンのセミファイナル

  • 審査員(2022年)
    マリン・オールソップ(審査員長)、ジャン=エフラム・バヴゼ、アンドレアス・ヘフリガー、スティーブン・ハフ ほか

9.ルービンシュタイン国際ピアノコンクール(次回:2026年)

https://www.wfimc.org/news-media/stellar-winners-lineup-tel-aviv

【公式HP】https://arims.org.il/

20世紀を代表するピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタインの名を冠したコンクール。

ルービンシュタインは、ポーランド出身のショパン弾きとして有名ですが、イスラエルで開催されているのは、彼がユダヤ人家系ということに起因するのでしょうか。第2回まではルービンシュタイン自身も聴いていたようです。

最近の優勝者・入賞者には大物の名前もちらほら。注目度の高さが伺えます。また、直近2大会連続で日本人ピアニストが入賞しています。

  • 概要
    開催地:テルアビブ(イスラエル)
    開催間隔:3年に1度(前回:2023年3~4月、次回:2026年)
    歴史:第1回1974年

  • 主な優勝者・入賞者
    優勝者:エマニュエル・アックス(1974)、ゲルハルト・オピッツ(1977)、キリル・ゲルシュタイン(2001)、アレクサンダー・ガヴリリュク(2005)、ダニール・トリフォノフ(2011)、ケヴィン・チェン(2023)

    入賞者:イゴール・レヴィット(2005年第2位)、チョ・ソンジン(2014年第3位)、桑原 志織(2021年第2位)、黒木 雪音(2023年第3位)

▼2023年覇者ケヴィン・チェンのファイナル

  • 審査員(2023年)
    アリエ・ヴァルディ(審査員長)、ヨヘヴェト・カプリンスキー、カタジーナ・ポポヴァ=ズィドロン、小川 典子 ほか

10.ロン・ティボー国際音楽コンクール(次回:?)

https://www.japantimes.co.jp/culture/2022/11/14/music/pianists-win-french-contest/

【公式HP】https://www.long-thibaud.org/en/

ピアノ部門とヴァイオリン部門を抱えており、当初は3年ごとに同時開催だったようですが、開催頻度は2年ごとになったり、両部門が別年開催になったりしています。

2019年には三浦謙司さん、2022年には亀井聖矢さんが優勝して話題になりました。

  • 概要
    開催地:パリ(フランス)
    開催間隔:2~4年に1度(前回:2022年、次回?)
    歴史:第1回1943年

  • 主な優勝者・入賞者
    優勝者:サンソン・フランソワ(1943)、アルド・チッコリーニ(1949)、パスカル・ロジェ(1971)、スタニスラフ・ブーニン(1983)、三浦 謙司(2019)、亀井 聖矢(2022)

    入賞者:ドミトリー・アレクセーエフ(1969年第2位)、ジャン=フィリップ・コラール(1969年第5位)、アンドレ・ラプラント(1973年第3位)、海老 彰子(1975年第2位)、アブデル・ラーマン・エル=バシャ(1975年第6位)、ベルトラン・シャマユ(2001年第4位)

▼2022年覇者 亀井 聖矢 ファイナル(2:43:20~)

11.浜松国際ピアノコンクール(次回:2024年)

https://ebravo.jp/archives/89962

【公式HP】https://www.hipic.jp/

我らがニッポンで行われている国際コンクール。これまでご紹介してきたコンクールと比べると格段に歴史が浅いのですが、ブレハッチチョ・ソンジンと、ショパン国際コンクール覇者を輩出するなど、すでに優勝・入賞者たちの活躍が目覚ましい大注目のコンクールです。

恩田陸さんの小説「蜜蜂と遠雷」のモチーフにもなった大会であるほか、上位2名はショパン国際コンクール本大会へ直接駒を進めることができる(ビデオ審査・予備予選が免除される)ほど重要度の高いものでもあります。

  • 概要
    開催地:浜松市(静岡県)
    開催間隔:3年に1度(前回:2018年(2021年中止)、次回:2024年11月)
    歴史:第1回1991年

  • 主な優勝者・入賞者
    優勝者:アレクサンダー・ガヴリリュク(2000)、アレクセイ・ゴルラッチ(2006)、チョ・ソンジン(2009)、アレクサンダー・ガジェヴ(2015)

    入賞者:上原 彩子(2000年第4位)、ラファウ・ブレハッチ/アレクサンダー・コブリン(2003年第2位)、牛田 智大(2018年第2位)

▼2018年大会のダイジェスト

12.ゲザ・アンダ国際ピアノコンクール(次回:2024年)

https://geza-anda.ch/concours-2024/

【公式HP】https://geza-anda.ch/concours-2024/

20世紀を代表するピアニスト、アンダ・ゲーザの名を冠した国際ピアノコンクール。筆者が見てきたコンクールの中でも課題曲が細かく指定されており、モーツァルト、ベートーヴェン、リスト・バルトークなど作曲家ごとに特別賞が設けられています。ファイナルの協奏曲の選択肢も7曲のみ、さらに指定のアンコール曲が課され、さらにさらに、そのアンコール曲の作曲者細川氏が審査員に名を連ねるなどの特徴があります。

2024年大会の審査員にはアルゲリッチ、また協奏曲では指揮者としてプレトニョフヤルヴィ、オケにはトーンハレ管弦楽団を迎えるなど、コンテスタントにとって貴重な機会になること間違いなしです。

  • 概要
    開催地:チューリヒ(スイス)
    開催間隔:3年に1度(前回:2024年、次回:2027年?)
    歴史:第1回1979年

  • 主な優勝者・入賞者
    優勝者:ジョルジュ・プリュデルマシェ(1979)、アレクセイ・ヴォロディン(2003)、イ・ジンサン(2009)、アントン・ゲルツェンバーグ(2021)、イリヤ・シュムクレル(2024)

    入賞者:河村 尚子(2003年第3位)、ドミトリー・ユディン(2024年第2位)

▼2024年覇者イリヤ・シュムクレルのファイナル

13.モントリオール国際音楽コンクール(次回:2027年)

https://concoursmontreal.ca/en/piano-2024/

【公式HP】https://concoursmontreal.ca/en/piano-2024/

近年ますます活躍が目覚ましいのが、カナダ、特にケベック州ゆかりのピアニストたちです。過去にはマルカンドレ・アムランルイ・ロルティ、近年ショパンコンクールで活躍したブルース・リウ(2021年優勝)、シャルル・リシャール=アムラン(2015年2位)などが挙げられます。

そんな激アツの地、ケベック州はモントリオールで開催されるピアノコンクールです。

  • 概要
    開催地:モントリオール(カナダ)
    開催間隔:各部門3年に1度(前回:2024年5月、次回:2027年)
    歴史:第1回2001年

  • 主な優勝者・入賞者
    優勝者:ゾルタン・フェイェルヴァリ(2017)、スー・イオン・キム(2021)、ジェイデン・イズィク・ジュルコ(2024)

    入賞者:シャルル・リシャール=アムラン(2014年第2位)、ケイト・リウ/ブルース・リウ(2014年ファイナリスト)、ガブリエル・ストラータ(2024年2位)、アンソニー・ラティノフ(2024年3位)、ヤクブ・クシュリク(2024年ファイナリスト)

▼2024年覇者ジェイデン・イズィク・ジュルコ – ファイナル

14.ミュンヘン国際音楽コンクール(次回:?)

【公式HP】https://www.br.de/ard-music-competition/index.html

  • 概要
    開催地:ミュンヘン(ドイツ)
    開催間隔:不定期??(前回:2022年9月、次回?)
    歴史:第1回1952年

15.ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクール(次回:?)

【公式HP】https://www.bach-leipzig.de/en/neutral/about-us

  • 概要
    開催地:ライプツィヒ(ドイツ)
    開催間隔:2年に1度(次回:?)
    歴史:第1回1950年