こんにちは。いりこです。
お正月におすすめとして書いたきりにしてしまっていた、ウィーンフィルのニューイヤー・コンサートのCDが、13日に発売となります!(日本では25日発売)
見落としていたのですが、デジタルリリースはなんと1月6日。
1月1日の公演を、1月6日にリリースするという、関係者の皆様は休みなんて関係ないのでしょうね。お疲れ様です。ここ数年はSONYが録音・販売を担当しているようです。
Apple MusicとSpotifyでも、数日前から指揮者ウェルザー=メストと、ウィーンフィル理事長(?)フロスシャウアーの対談動画なんかが公開されていましたが、 全曲公開されました!ありがたくヘビロテします。
おさらい
15曲中14曲が、ニューイヤー・コンサート初演奏という、オーストリア出身ウェルザー=メストの気合がこもったプログラム。
といっても聴き始めて2年目なのですが、昨年と比べると明らかに「あ!聞いたことある!」となる曲が減り、手垢のついたウィンナワルツ一辺倒!みたいなところがなかったので(それこそが醍醐味なんでしょうけども)、観客の多くにとっても新発見の連続だったことと想像します。観客から「ブラボー!」が上がる曲も多く、盛り上がっている様子が伺えました。
プログラム
1曲目からテンション上げ上げです!
3曲目の「《ジプシー男爵》のカドリーユ/ Zigeunerbaron-Quadrille 」なんて印象的でした。
時間がない方は、初めの3曲~5曲だけでも聞いてみると、ニューイヤー・コンサートの雰囲気が楽しめると思います。
7曲目の「演奏会用ワルツ『愛の真珠』/ Perlen der Liebe. Walzer」 は、他のハッピーニューイヤーな雰囲気と異なり、内省的で優麗な曲です。ヨーゼフが結婚するときに書いた曲だそうですが、短調から始まります、どういうこと笑。しかし次第に幸福感が充満し、ハッピーエンドを迎えます(めでたしめでたし)。
”演奏会用”ワルツということで、”踊る”音楽からは少し離れた、”聴く”音楽といった感じでした。
10曲目の「ポルカ・フランセーズ「上機嫌」/ Heiterer Muth. Polka française」では、ウィーン少年合唱団、ウィーン少女合唱団が共演します。少女合唱団は2004年創立の姉妹団体で、ニューイヤー・コンサートには初登場とのこと!
これだけ新味揃いのプログラムでしたが、アンコールでは、定番(毎年?)となっている「美しい青きドナウ」、そして「ラデツキー行進曲」が披露されました。
会場の手拍子もしっかり録音されており、元気をもらえます。と同時に聴いていて涙が。。。いつか本場で聴きたいな!!!
ぜひご自宅で!DVDもあるよ
ということで、新年のお供に、あるいは毎日の始まり(朝)のお供に、ニューイヤー・コンサートをぜひ聴いてみてください!
▼ウィーンフィルHP-オンラインショップ
https://www.wienerphilharmoniker.at/en/shop#t=1
CDのほか、DVD/ BLU-RAY、LPもラインアップがあります。
輸入盤の方が少しお安いです。
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