こんにちは。いりこです。
日本で年末と言えば、「第九」こと、
ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」が風物詩です。
これは世界中でそうなんだと思っていましたが、
案外そういうわけでもなく、
クリスマス関連の「くるみ割り人形」が風物詩となっています。
少なくともカナダでは、
お正月は日本ほど盛大ではなく、(3が日文化もありません涙)
クリスマスの影響力が絶大です。
そして、間を置かずにニューイヤー(というか年越し)というおめでたイベントも起こるので、
そこまでが一連の祝日といった感じがあります。
ほとんどの人の労働意欲が最低水準に落ち込む2週間です笑。
というわけで、クリスマスが終わってもホリデイムードは漂っており、
くるみ割り人形も年末まで公演されているんだと推測します。
ということで、慌てて行ってきました!
初めてのバレエ鑑賞
カナダに来て1カ月が経ち、なんだかんだでバタバタ。
気づけば年の瀬になっており、慌ててチケットを検索🔍
全日程とおして残り5席ほどでしたが、何とか安めの席を確保。
オーケストラと同じ高さ?の席が安かったんですが、
いかんせんバレエを観たことがないので、良し悪しが分からない。。。
まあ音楽が聴けたらいいや、というマインドで席を購入。
安いと言っても1万円くらい。
実際に会場につくと、
かなりお子様連れが多かったです。
金平糖の精が登場するFabergé egg(ロシア皇室御用達の宝石職人ファベルジェによるイースターエッグを模した宝飾品)には、女の子たちの写真を撮る列ができていました。
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」
カナダ国立バレエ団/デイヴィット・ブリスキン(指揮)
この作品の魅力は、なんといってもチャイコフスキーの楽曲たち。
特に、演奏会用組曲として抜粋されている8曲は、
希代のメロディーメーカー;チャイコフスキーの才能が遺憾なく詰め込まれています。
おとぎ話感が満載で、大人が聴いてもワクワクします。
それぞれの知名度も高く、聴き馴染のある曲ばかりです。
・小序曲
・行進曲
・金平糖の精の踊り
・ロシアの踊り
・アラビアの踊り
・中国の踊り
・葦笛の踊り
・花のワルツ
と、ダンスの曲ばっかりなんですが、
実際にバレエを観てみて、からくりがわかりました。
第2部ではとにかくパーティで踊りがお披露目されます。
バレエそのものも、初めて観ましたが、
第2部は特にダンスが目白押しで、見ごたえがありました。
有名な曲も続々登場します。
お子様連れのお客様も多かったですが、
キャスト側にも子供が多かったので、かなり和やかな雰囲気でした!
「金平糖の精」と「王子」のパフォーマンスは、素人目にみても段違いでした。
▼特に「金平糖の精」を演じたGenevieve Penn Nabityさん。
ポーズをとったときにピタッと止まって動かない、急にロボットとか人形になったみたいな、人間離れしたパフォーマンスに感じました。(繰り返しますが素人目です)
▼こちらが「王子」(くるみ割り人形(ネタバレ注意))
あとは、こちらのお客さんはリアクションが上手です(笑)。
驚きの声、笑い声、黄色い声援にスタンディングオベーションと、
これは出演者のみなさんも気持ちよかろうなと思います。
カーテンコールはみんな写真とってました。
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