こんにちは。いりこです。
11月22日(水)クリスティアン・ツィメルマン(ツィマーマン)のピアノソロ公演に足を運ぶ予定です。@鹿児島
↓なかなか発表されなかったプログラムが発表されたときの興奮
1975年ショパンコンクール第1位 クリスティアン・ツィメルマン(ツィマーマン)
なんといっても1975年ショパン国際コンクール、史上最年少18歳の若さで優勝。
そしてマズルカ賞・ポロネーズ賞と特別賞も総なめ。
地元ポーランド出身優勝は20年ぶり3人目の快挙となりました。
ショパンコンクールの審査員は努めていないようですが、
ソナタ賞の創設者・プレゼンターと、後進への影響力も多大なピアニストです。
とにかく細部まで手入れの行き届いた完成度!
「完璧すぎて疲れる」との声を目にするほどですが、
それの何が問題なのでしょうか。誉め言葉でしょうか。
むやみにコンサートや録音を連発せず、
ほんとうに純度の高い作品のみを世に出しています。
ブラームスのコンチェルトなんて、
これほど全ての音を鳴らしている音源は他にないんじゃないかと思うほど。
とはいえ音源数は少なくないので、質と量とが両立するという離れ業。
▼公式FB
https://www.facebook.com/KrystianZimerman/
↑厳格な演奏とのギャップ萌え
親日家として有名で、日本公演の機会は少なくないですが、
今回は2年ぶりの開催、御年66歳と、
いつまでも転がっているチャンスではない気がしています。。。
私が幼少期から特に聴いていたピアニストでしたので、
彼も私も元気なうちに機会がありとてもうれしいです。
プログラム/チケット情報
会場:川商ホール(鹿児島市民文化ホール)HP
チケット:チケットぴあ
ジャパン・アーツ:https://www.japanarts.co.jp/concert/p2051/
2023年11月22日(水) 19:00 開演 川商ホール(鹿児島市民文化ホール)第1
プログラム
- ショパン:夜想曲第2番 変ホ長調 Op.9-2
夜想曲第5番 嬰へ長調 Op.15-2
夜想曲第16番 変ホ長調 Op.55-2
夜想曲第18番 ホ長調 Op.62-2 - ショパン:ピアノソナタ第2番 変ロ短調「葬送」Op.35
- ドビュッシー:版画
- シマノフスキ:ポーランド民謡の主題による変奏曲 Op.10
ショパンはノクターン(夜想曲)尽くし!
特にOp.9-2は、皆さんが思い浮かべる”いわゆる”「ノクターン」です。
こんな手垢のついた曲を演奏してくれるなんて、、、
照れる、、楽しみ過ぎる。。。。
そしてソナタ2番。
複雑で室内楽的な要素もある3番に比べると、
こちらはピアニズムの極みのような作品。
彼はソナタを録音していないので、これが初めての機会です。
そしてドビュッシー「版画」。
その名の通り色彩豊かなフランスものの小品3曲。
シマノフスキは同郷ポーランド人作曲家。
この「ポーランド民謡の主題による変奏曲」は
ツィメルマンも録音を残すほど親しみのある曲のようです。
プログラム中最も気合が入るメインディッシュだと思いますので、一応予習しておこう。。
全体としては年初のブレハッチと似たような構成。
ショパン→モーツアルト→ドビュッシー→シマノフスキでした。
そして来年2月公演ではピアノソナタ2番を演奏予定。
新旧(敬意をもって)最強ピアニストの聴き比べができれば贅沢ですね。
チケット
S席:6,500円
A席:4,500円
B席:2,500円
地方公演は少し安いのがすてき。
↓本編はこちら
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