こんにちは。いりこです。
海外送金や外貨両替でずっとお世話になってきたWise(ワイズ)。そのWiseから、海外旅行勢が待ちに待った発表が飛び込んできました。
2026年5月12日、Wiseが日本向けにApple Pay対応を開始!
日本発行のMastercardデビットカードがApple Walletに登録できるようになり、iPhoneやApple Watchでそのまま決済できます。

これは本当に待ってた…!これがあるからRevolutの選択肢しかなかったのですが。
2026年5月12日、WiseがApple Pay対応開始
ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は、2026年5月12日付で日本発行のWise MastercardデビットカードのApple Pay対応をスタートしました(プレスリリース)。
対象は個人・法人の両方。日本でWiseカードを発行済みのユーザーなら、すぐにApple Walletへ追加できます。
カントリーマネージャーの勢井美香さんは「お客様から最もリクエストいただいていた機能のひとつ」とコメントしており、まさに長年の念願がついに叶った形です。
Apple Pay対応で何ができるようになる?
iPhone・Apple Watchで非接触決済
WiseデビットカードをApple Walletに登録すれば、Mastercardコンタクトレス(タッチ決済)マークがあるお店なら、国内・海外問わずiPhoneやApple Watchで支払いが完了します。
とくに欧米では日本よりもいわゆる「タッチ決済」の導入が進んでおり、チェーン店からレストラン、公共交通機関まで、幅広い場面でスマホで決済ができます。
デジタルカードを最大3枚まで即時発行
Wiseアプリからデジタルカードを最大3枚まで即時発行できるのも、今回の対応で活きてきます。発行したデジタルカードはそのままApple Walletに追加可能。
サブスク用・旅行用・ネットショッピング用、といった具合に用途別に分けておけば、万一の不正利用時もそのカードだけ凍結すれば被害を最小化できます。
既存の便利機能はそのまま
Wiseアプリならではの便利機能(カードの凍結・凍結解除、取引のリアルタイム追跡、40通貨以上対応、両替時のミッドマーケットレート)はもちろん引き続き利用可能。Apple Pay対応はあくまで「決済手段の追加」で、既存の良さはそのままです。
これは「Wiseの最大の弱点」が解消したニュースです
正直に書くと、これまでWiseには「日常使いするには物理カードの提示が必要で、Apple Payに対応してない」という明確な弱点がありました。
海外決済カードのライバルRevolut(レボリュート)が早くからApple Payに対応してきたため、「送金や外貨受け取りはWise、日常タッチ決済はRevolut」と棲み分けて2枚持ちする運用が主流でした。
今回の対応で、Wiseが「送金」と「タッチ決済」を同じ土俵で戦える状態になります。ミッドマーケットレートの強さをそのままiPhoneの中で享受できるのは、レート意識の高いユーザーにとってかなりのインパクトです。
留学・ワーホリ勢にこそ刺さるニュースです
今回の対応、実は留学やワーホリで海外に長期滞在する人にとって特に大きいニュースだったりします。
私自身、カナダ・トロントに留学していたとき、毎月の家賃や生活費のために日本から海外送金する必要がありました。当時はメガバンク経由で送るしかなく、手数料と為替スプレッドだけで毎月数千円が消えていく体験を何度もしました。Wiseが日本で使えるようになった今、現地通貨建ての口座を持ちつつミッドマーケットレートで両替できるのは、留学生・ワーホリ勢にとって本当にゲームチェンジャー級の選択肢です。
そこに今回Apple Pay対応が加わったことで:
- 現地のカフェ・スーパー・公共交通機関での日常決済が、iPhoneだけで完結
- 物理カードを家に置いて出歩けるので、紛失・スキミングリスクが激減
- 家賃送金などの大型送金はWiseアプリ、日常決済はApple Pay、と1つのアカウントで完結
留学準備でクレジットカード・キャッシュカードの組み合わせに悩んでいる方は、関連記事もどうぞ。
使い始める手順(ざっくり3ステップ)
- Wiseアプリで日本発行のMastercardデビットカードを持っていることを確認(未保有なら申込み)
- iPhoneの「Wallet」アプリを開き、「+」ボタンからWiseデビットカードを追加
- 本人確認を済ませて完了。Apple Watchを使う場合はWatchアプリからも追加
すでにWiseカードを持っている方なら、数分で設定が終わります。
注意点
- 今回の発表でGoogle Pay(Androidユーザー向け)への言及はありません。Androidユーザーとしては今後の発表に期待したいところ。
- Apple Pay経由でも為替の仕組み自体はWiseのいつものミッドマーケットレート。決済時の通貨選択は引き続き「現地通貨建て」を選ぶのが鉄則です(円建てを選ぶとDCC手数料で損します)。
ここがWiseの隠れた強み|マルチカレンシー口座で「外貨受け取り」もできる
今回のApple Pay対応のタイミングで改めて注目したい、Wiseならではの強みがあります。それがマルチカレンシー口座です。
Wiseでは50通貨以上を保有できる多通貨アカウントが利用でき、USD・EUR・GBP・AUD・CADなど主要10通貨では現地の口座情報(IBAN・ルーティング番号など)が無料で発行されます。つまり、日本にいながらアメリカやイギリスの銀行口座を持っているかのように、海外からの送金を外貨のまま受け取れるのです。
具体的にどんなシーンで効くのかというと:
- 海外フリーランス・海外案件の報酬の受け取り
- 海外勤務・リモートワーク先からの給与の受け取り
- 海外ECサイトや個人輸出での売上の受け取り
- 海外不動産の家賃収入の受け取り
ライバルのRevolutも多通貨運用は可能ですが、現地口座情報の発行範囲はWiseのほうが圧倒的に広く、海外企業からの振込先指定で「Wiseしか使えない」というケースも少なくありません。
「送金」「外貨受け取り」「両替」「日常決済」までを1つのアカウントで完結できる――今回のApple Pay対応で、その総合力に決済の利便性がきれいに乗ってきた、という構図です。
ライバルRevolutとざっくり比較(詳細は近日公開予定)
海外決済カードの2大巨頭をざっくり比較するとこんな感じです。
| カード | Apple Pay | 為替レート | 外貨口座 | 得意分野 |
|---|---|---|---|---|
| Wise | ✅対応(2026/5/12〜) | ミッドマーケットレート | ✅現地口座情報発行 | 海外送金・両替・外貨受取 |
| Revolut | ✅対応済み | 独自レート(土日に手数料) | 限定的(SWIFT中心) | 海外タッチ決済・多通貨運用 |
「結局どっちを選べばいいの?」という疑問への詳しい比較は、Wise vs Revolut徹底比較記事として近日公開予定です。それぞれの得意分野・使い分けシーンまで踏み込みます。
まとめ|海外を行き来する人生に、また一枚強いカードが加わった
海外旅行、留学やワーホリ、海外出張、長旅…海外を行き来する暮らしには、必ず「決済」と「送金」のストレスがついて回ります。その両方をぐっと軽くしてくれる選択肢が、今回さらに強くなりました。
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※情報は2026年5月14日時点のものです。最新情報はWise公式サイトをご確認ください。


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