【2023.2.11】ユベール・スダーン×九州交響楽団 定期公演感想 @福岡シンフォニーホール

コンサート日記
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こんにちは。いりこです。
2月11日(土)アクロス福岡シンフォニーホールにて行われた、ユベール・スダーン(指揮)、北村朋幹(ピアノ)、九州交響楽団の公演に行ってきました。

公演に行かれた方とも、行かれてない方とも、感動を共有できたら嬉しいです。

アクロス福岡 天神駅直結徒歩5分
シンフォニーホール

プログラム、チケット情報

▼九州交響楽団 公式HP
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2023年2月11日(土) 15:00 開演  アクロス福岡シンフォニーホール 

プログラム 

  • ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
  • シューベルト:交響曲第8番ハ長調「グレート」 D 944

外国人指揮者×日本のオケという組み合わせが初(?だと思う)で、どんな感じになのか興味津々です。

この公演は、最近のマイブームである、ブラームスのコンチェルトを見つけて決めたものです。先日2番を聴けたので、1番も早く生で聴きたい!という一心でコンサート探しました。

チケット 

S席:5,700円
A席:4,700円
B席:3,600円

ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15

まずコンチェルト。

最初からティンパニ全開でニ短調。かと思いきやいきなり変ロ長調で印象的な第1主題。ただし明るさは長く続かず、ニ短調に落ち着きます。

交響曲として構想されていたようで、めちゃくちゃスケールも大きいです。またブラームス20代の作品らしい、若々しく獰猛な印象すら受けます。

3拍子(4分の6拍子)の軽快さがありながら、終始重苦しい雰囲気で展開され、特に冒頭から繰り出されるトリルが印象的です。ピアノではオクターブでトリルという強烈な再現されようです。とても小指が疲れそう、、、

その後もオクターブや重音が多用され重層感があり、ピアニスティックというか技巧的な華やかさも持ち合わせています。2番がオケとソロが溶け込んでいるのに比べると、この1番は、よりソリストにスポットが当たっている作品です。

1楽章だけで20分もありますが、泣く子も黙る/寝てる子も起きる、チョーかっこいいピアノの見せ場がいくつも登場し、最後のコーダ(終結部)まで圧巻で飽きる暇がありません。

という訳で大好きな曲です。生で演奏を聴くのは初めてでした。

生で聴くことの楽しみとして、緩徐楽章の美しさが音源とは段違い!!

もちろん美しい旋律が続くが、迷い・悲しみの色が拭い切れない曲想。恩師シューマンの死が影響しているとかしていないとか。
北村さんの芯のある弱音の美しさに、体がじんわり温かくなりました。

3楽章のロンドは、バロック的というか、ポリフォニックでギャロップ的な主題が印象的で、テンポも速くかっこいい曲です。
曲は激しさを増し、左手の動きも最後にはオクターブで演奏させられます、、、ブラームスはこれを弾けてたってことですね、、、、、

焦燥感のある楽章ですが、終盤にカデンツァを迎えると、徐々にニ長調の光が差し始めます。コーダでは焦り、悲しみを吹っ切って、この先未来に対する期待感とともに曲を終えます。

それにしても、スダーンは指揮台に乗っていなかったので、全然見えませんでした笑。

アンコール曲

  • シューマン:「暁の歌」より第4曲

止めどなく流れ落ちる♪の滝、、、めちゃきれいな曲でした。

シューベルト:交響曲第8番ハ長調「グレート」 D 944

シューベルトについては、、、シューベルトさん自体ほぼ初めまして状態。。。
「魔王」(おとーーーさーーん、お父さん)や「野ばら」、ピアノ五重奏「ます」なんかが有名ですが、音楽の授業で習ったレベルの知識です。

1月近く時間もあったことだし、今回は予習して臨むことにしました。
というか、「歌曲王」として有名なはずですが、交響曲書いてたんだ!しかも8曲も!!

交響曲第8番ということですが、歴史上は7番だったり9番だったりしたようで、特に西洋レーベルでは9番と表記してあったりします。

というのも、シューベルトの交響曲は彼の死後発見されたものが多く、また有名な未完の交響曲を第何番として扱うか、など、整理が難しいという背景があるようです。

聴いてみると、「グレート」の名にふさわしい堂々とした曲。
ところが「グレート:The Great」の由来は、
「6番ハ長調と比べて大きい方のハ長調交響曲」
というくらいの意味しかないようです、拍子抜け笑。

しかし、そんな理由だとは想像だにしないほど、第1楽章から気品溢れる序奏のメロディーと、ベートーヴェンの英雄交響曲を想起する勇猛さを兼ね備えた、まさに「グレート」な交響曲です。出版するつもりがなかったなんてもったいない!

ホルンの出だしなんかは、ブラームスのピアノ協奏曲2番”み”を感じますね。そしてハ長調に止まらない複雑な味わいです。 そして始まる勇猛な第1主題。この楽章の締めでも劇的に用いられるのですが、第1楽章だけでお腹いっぱいになるほど、満足感が高いです。予習してよかった!!

第1楽章の時点で結構満足感があるんですが、2楽章以降もキャラクターの強い曲が続きます。
第2楽章は打って変わって哀愁溢れる主題、第3楽章快活なスケルツォ&優雅なワルツ、楽4楽章では印象的なファンファーレから非常に劇的なフィナーレを迎えます。

さいごに

さすがに1時間弱×2本は集中力を使いました笑。
しかしいろんなキャラクターのメロディを聴けて、飽きない公演でした。

ところで、みなさんは、どうやってクラシックのコンサート情報を集めてらっしゃいますか?
自分で調べてみて、情報集めるのに一苦労でした。お知恵があればお教えいただきたいです!

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