こんにちは。いりこです。
トロント生活も4カ月を終えようとしています。
今年の冬は相当暖かかったようで、地元の人も嬉しい半面、少し心配になるほど異常気象だったようです。今年の2月は観測史上最も暖かかったとのこと。
「トロントで暮らすなら、ダウンジャケットと冬ブーツにはお金を惜しんだらいけないよ!○んじゃうよ!」
と、トロント出身の人から聞いていたので、合計4万円くらい使ったのですが、ほとんど出番がありませんでした。。。嬉しいような、悲しいような、、、
そんなこんなで3月に突入し、人生初の夏時間に入りました。
サマータイムとは?デイライトセイビングタイム?
カナダやアメリカでは、「サマータイム」ではなく、「デイライトセイビングタイム(Daylight Saving Time)」と呼ばれているようです(サマータイムでももちろん通じます)。
「デイライトセイビング」の名の通り、時計を1時間進めることで、日中・太陽が出ている時間を有効活用しようという考え方です。
カナダのほとんど全土で取り入れられているサマータイムですが、サスカチュワン州の大部分など、一部取り入れていない地域もあるようです。足並みそろわないところが連邦制っぽいです。
他にもアメリカの大部分、EU・イギリスなどのヨーロッパ、南半球ではオーストラリアの一部、ニュージーランドなどで取り入れられています。
北米やヨーロッパなど、日本に強い影響を持つ国で取り入れられているので、「”海外”では普通なんだ」という印象を持っていましたが、サマータイムを実施していない国も意外とたくさんあります。
サマータイムはいつからいつまで?
カナダ・アメリカでは3月第2日曜日~11月第1日曜日が夏時間です。
2024年は3月10日(日)~11月3日(日)となっています。
本日3月10日(日)は、時計を1時間進めることになります(iPhoneとかは勝手に調整されます、設定にもよると思いますが)。
これが何を意味するかというと、3月10日は寝る時間が1時間減ります。。。
私はこれに気づいておらず、目覚ましをセットせずに起きてみると「7:30」の表示。。。え?昨日もいつも通りに寝たのに寝すぎた??!となりました。
1日が短くなるのは損した気分ですが、これから太陽光を楽しめる時期が来るので楽しみです!(冬はとにかく曇りが多かった、、、)
日本との時差はどう変わる?
トロントと日本の時差
通常(12月〜2月):日本とトロントとの時差は14時間で、日本が14時間進んでいます。
夏時間(3月〜11月):日本とトロントとの時差は13時間になります。
バンクーバーと日本の時差
通常(12月〜2月):日本とバンクーバーとの時差は17時間で、日本が17時間進んでいます。
夏時間(3月〜11月):日本とバンクーバーとの時差は16時間になります。
実は日本でも行われていた
知りませんでした。
第二次世界大戦後、占領軍の施政下にあった1948年~1951年の間だけ、夏時間が実施されていたようです。
その後も、省エネが叫ばれるようになった1995年頃からサマータイム導入が検討され始め、その後も2004年、2007年、2008年、最近では東京オリンピック中の猛暑を考慮し2018年に検討されていたようです。
まあ、湿気の多い日本では昼前から、というか朝から、というか夜通し暑いですから、結局1日中冷房つけっぱなしで省エネにはつながらないでしょうし、システムとか諸々の調整コストとかを考えると、国全体の文化・慣習を変えてまで得られるメリットがないということでしょうか。照明に関しても、昨今はLEDとかで省エネできますしね。
▼サマータイムについて(2007年12月、環境省・経済産業省)
まとめ
夏時間/デイライトセイビングタイムも始まり、いよいよ春・夏が近づいてきました。
トロントの冬はとにかく曇りが多く、寒いし、初めての海外だし、英語も自信ないし、、、と負のループに陥りそうでした。実際に冬季うつ(ウィンターブルー)になる人も多いようです。
もちろんウィンタースポーツやら冬景色も楽しめましたけどね!結局「寒い、、、」が勝ったりします笑。
その分、カナダの夏は楽しいよと、先に夏を経験した人たちやジモティが教えてくれました。町の散策もしやすくなるし、移動式の遊園地もできるとかできないとか。楽しみです。
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