※本記事の情報は2026年6月16日時点です。最新の燃油サーチャージ額は各社公式サイトで必ずご確認ください。
こんにちは。いりこです。
また燃油サーチャージの値上げニュースです。。。前回(5月発券分)の記事で「6月以降の発券分もさらなる値上げが濃厚」と書いたのですが、残念ながら的中してしまいました。
ANAとJALは、2026年7月1日〜8月31日発券分の国際線燃油サーチャージをさらに引き上げます(日本経済新聞 2026年6月12日報道、JAL・ANA公式リリース)。欧米路線は片道65,000円・往復で約13万円。現行(5〜6月発券分)の56,000円から、片道でさらに9,000円上がる計算です。
ポイントは前回と同じく「6月30日までに発券すれば現行額のまま」という点。夏〜秋に遠征・旅行の予定がある方は、今月中の動きが分かれ目になりそうです。
【結論】6月30日までの発券で9,000円安く済む
- 7〜8月発券分から全路線で再値上げ(欧米は両社共通で片道65,000円!)
- 基準は発券日。6月30日までに発券すれば現行額(欧米56,000円)が適用
- 7月1日以降の発券は新額適用(欧米は片道+9,000円・往復+18,000円)
- 今回も政府の激変緩和措置(燃料補助)で本来より1段低い額に抑えられている
- 背景は前回同様、ホルムズ海峡情勢によるジェット燃料価格の高止まり(日経報道)
前回5月の値上げの経緯は、ANA・JAL国際線燃油サーチャージ2026年5月値上げ【4月30日までの発券で回避!】にまとめています。今回はその「続報・第2波」という位置づけです。
いくら上がる?路線別の新サーチャージ一覧
ANA・JALともに2026年7月1日以降の発券分から新額が適用されます。現行(5〜6月発券分)との比較は以下の通りです。
| 路線(片道・国際線) | ANA現行 (5〜6月) | JAL現行 (5〜6月) | ANA新額 (7/1〜8/31) | JAL新額 (7/1〜8/31) |
|---|---|---|---|---|
| 欧州・北米・中東・オセアニア | 56,000円 | 56,000円 | 65,000円 | 65,000円 |
| ハワイ・インド・インドネシア | 36,800円 | 34,700円 | 40,400円 | 40,400円 |
| タイ・シンガポール・マレーシア他 | 29,000円 | 29,600円 | 33,500円 | 35,000円 |
| ベトナム・グアム・フィリピン他 | 19,700円 | 19,500円 | 22,500円 | 22,500円 |
| 東アジア(中国・台湾・香港など) | 14,700円 | 14,200円 | 15,400円 | 16,900円 |
| 韓国・ロシア(ウラジオストク) | 6,700円 | 6,500円 | 7,400円 | 7,400円 |
欧米だけでなくハワイ(往復約8万円)・東南アジア・東アジアまで、ほぼ全エリアが引き上げ。とくに欧米・ハワイ路線の負担増が大きく、家族旅行やコンサート遠征の予算に響きそうです。
重要なのは、「発券日」基準であって「搭乗日」基準ではないこと。つまり秋・冬に搭乗予定の航空券でも、6月中に発券すれば現行額が適用されます。
- 6月30日までに発券 → 現行額(欧米56,000円)のまま
- 7月1日以降に発券 → 新額(欧米65,000円)適用
なぜまた上がる?背景はホルムズ海峡情勢
今回も原因はホルムズ海峡情勢の不安定化によるジェット燃料価格の高止まりです。サーチャージの基準となる4〜5月のシンガポールケロシン平均価格は1バレル=178.21ドル、対ドル為替の平均は1ドル=158.85円。円換算で約28,308円という高水準でした(JAL公式リリース)。
本来ならこの市況だと「28,000円基準(ゾーンW相当)」が適用されるところですが、政府の激変緩和措置(航空燃料への補助)を反映して、1段低い「25,000円基準(ゾーンT相当)」に抑えられています。つまり「補助がなければもっと高かった」というのが実情で、当面は高止まりが続きそうです。
中東情勢は航空券の値段だけでなく、経由便の運航そのものにも影響しています。中東経由便を検討している方は、中東エアライン運航状況まとめ(2026年4月)もあわせてご確認ください。
値上げを回避・節約する3つの方法
①6月中に発券してしまう(即効性No.1)
いちばん確実なのは6月30日までに発券を済ませること。欧米路線なら片道9,000円・往復18,000円の差。家族4人の欧米往復なら、それだけで7万円以上の差になります。
日程がまだ固まっていない方も、変更可能な運賃で仮押さえ発券しておくという手があります(変更手数料と値上げ幅を比較して判断してくださいね)。特典航空券も発券日基準なので、マイルで取る予定の方も今月が狙い目です。
②サーチャージ¥0の「提携発券」を使う(本命)
そもそもサーチャージがかからない航空券を選ぶ、という発想もあります。JALマイルなら「JMB提携航空会社特典航空券」を使うと、提携先によっては燃油サーチャージ¥0で発券できます。
本命はアラスカ航空発券のホノルル線(片道23,000マイル前後〜)。JAL運航便なら往復で約8万円かかるサーチャージが、提携発券ならまるごと0円になります。具体的な対象6社と必要マイル数は、こちらの記事に詳しくまとめています。
👉 【値上げ回避】燃油サーチャージなしで使えるJAL提携航空会社まとめ|ハワイは23,000マイルから
③マイルを貯めてサーチャージ分を相殺する
長期戦になりますが、日常決済でマイルを貯めてサーチャージ分を実質相殺するのも王道です。JAL派・ANA派それぞれに、20代限定で年会費以上のリターンを取りやすいカードがあります。
- JAL派:👉 【20代の特権!】JAL CLUB ESTとは?特典・メリット・デメリットを徹底解説
- ANA派:👉 【20代の特権!】ANA JCB CARD FIRSTとは?特典・メリット・デメリットを徹底解説
セール併用でさらにお得に
航空券セールと現行サーチャージを組み合わせれば、7月以降よりさらに安く確保できます。セール価格 × 6月発券(現行サーチャージ)の合わせ技がいちばんお得です。
現在実施中のセール情報はこちらにまとめています。
👉 【2026年6月】国内線・国際線タイムセール情報(JAL/ANA/Jetstar/Peach)ほか
よくある質問(FAQ)
Q. 「発券日」ってどう判定される?
A. 実際に航空券が発券された日(チケット番号が発行された日)が基準です。予約しただけでは発券扱いにならないので、6月中に支払い・発券まで完了させる必要があります。
Q. 特典航空券でもサーチャージは上がる?
A. JAL・ANA運航便の特典航空券は、サーチャージが別途現金で必要です。これも発券日基準なので、6月中の発券なら現行額で済みます。サーチャージ自体を避けたい場合は、上記②の提携発券を検討してください。
Q. いつまで上がり続けるの?
A. サーチャージは過去2か月の市況(シンガポールケロシン価格+為替)をもとに2か月ごとに見直されます。ホルムズ海峡情勢が落ち着けば下がる可能性もありますが、現状は高止まりが続く見込みです。次回は9〜10月発券分の改定が焦点になります。
Q. 国内線に影響はある?
A. 今回の値上げ対象は国際線の燃油サーチャージです。国内線運賃は別体系のため直接の影響はありません。
まとめ
- ANA・JALの国際線燃油サーチャージが7〜8月発券分から再値上げ(欧米は片道65,000円・往復約13万円)
- 6月30日までに発券すれば現行額(欧米56,000円)のまま。欧米往復で18,000円の差
- 背景はホルムズ海峡情勢。政府補助で1段抑えられているが当面は高止まり
- 回避するならサーチャージ¥0の提携発券が本命。JAL CLUB EST・ANA JCB CARD FIRSTでのマイル相殺も有効
- 併走中の航空券セールとの組み合わせもおすすめ
値上げが続くのは旅好きには痛い話題ですが、制度を理解して発券タイミングと発券方法を工夫すれば、負担はかなり抑えられます。夏〜秋のコンサート遠征や旅行に向けて、今月中に一度プランを見直してみてくださいね。
出典・参考
- JAL公式:JAL/JTA国際線「燃油特別付加運賃」の改定を申請(2026年7月〜8月発券分)
- ANA公式:燃油特別付加運賃 / 航空保険特別料金について
- 日本経済新聞(2026年6月12日):ANA・JALの燃油サーチャージ、欧米便は6万5000円前後に
- トラベルボイス(2026年6月13日):ANAとJAL、燃油サーチャージをさらに引上げ、欧米路線は片道6万5000円
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