【2025年3月時点】おすすめ中のおすすめ!注目のクラシックコンサート

コンサートスケジュール
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マルティン・ガルシア・ガルシアの公演更新

当サイトでは、下記のページにて「お金と時間さえあれば漏れなく行きたい!」と筆者が思うコンサートをご紹介しています。

やはり2025年も注目公演だらけで、全て参加できたらどれだけ幸せか、、、と妄想しながら情報収集しています。どれもおすすめですが、その中でも特におすすめしたいコンサートをピックアップします。

ちなみにコンサート情報はオケミン!さんの記事で詳しくまとめられていますので、ぜひチェックしてみてください!情報も早いのでとても参考にさせてもらっています。

ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ、6月)

2025年6月に来日予定。コンサート情報はこちら

2010年ショパン国際コンクールの覇者で、作り込まれた世界観はまさに芸術そのもの。話し出すと止まらないので、彼女の魅力についてはこの記事をぜひご覧ください。

やはりソロ公演が楽しみ!ショパンの「前奏曲ショスタコ―ヴィチの「前奏曲とフーガ」全曲演奏が予定されています。

協奏曲公演では、NHK交響楽団とのラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」を演奏。N響によるチャイコフスキー「交響曲6番『悲愴』」も一緒に聴ける贅沢なプログラムです。

ルーカス・ゲニューシャス(ピアノ、4月)

2025年4月に来日予定。コンサート情報はこちら

アヴデーエワが優勝した2010年ショパン国際コンクールにて、第2位に輝いた逸材、当時弱冠20歳。

「がっちりした構成力」×「落ち着いた音色」×「時折ほとばしるパッション」の絶妙なバランスが魅力の王道ピアニスト。

ソロ公演では、ラフマニノフ「ピアノソナタ第1番」の初版を日本初演予定、協奏曲公演では、ブラームス「ピアノ協奏曲第1番」を演奏予定。

ラフマニノフのソナタ1番といえば、コンクールでジェイデン・イズィク=ズュルコが演奏していた長大で難解な曲。さらに出版されているのは100小節以上がカットされた後のバージョンとのこと。
ゲニューシャスは「このソナタ第1番はラフマニノフのピアノ独奏曲の中でも最高傑作の一つ」、「オリジナル版を深く研究した結果、これを世間に広める必要があると確信した」と語ります。

最近ファンになったもので、彼の音源はあまり聴いていませんが、これらの選曲は彼にぴったりな気がしており、どうにか参加したいところです。

クリスティアン・ツィメルマン(ツィマーマン)(ピアノ、12月)

2025年12月に来日予定。

御年68歳、全盛期ほどの輝きはありませんが、小さいころから彼の演奏を聴いて育った筆者、人生を懸けて推すと決めたピアニストです。

“引退”(先の予定は入れないといった趣旨?)発言もあったようですので、推せるときに推します。

なお、2023年の来日時には、公演1ヶ月前にようやくプログラムが発表されるようなスケジュール感でした。詳細の発表はまだ先になるかもしれませんが、気長に待ちましょう。

◆ジャパンアーツの速報はこちら

▼過去の公演の記事はこちら
【2023.11.22】クリスティアン・ツィメルマン(ツィマーマン) 公演感想 @川商ホール 第1(鹿児島)

マルティン・ガルシア・ガルシア(ピアノ、5~6月/10~11月)

5~6月/10~11月にかけて、ソロ&協奏曲公演の情報が続々と発表されました!
春・秋あわせて15公演!相変わらず心配になるくらい密なスケジュールですが、東京・大阪などの都市はもちろん、十勝・奈良・愛媛・石川など、日本各地で演奏を披露してくれます。ご都合のあう日程と場所でぜひ足を運んでみてください!
コンサート情報はこちら

【春公演】2025年5月~6月

●「マルティン・ガルシア・ガルシア ピアノ・リサイタル 春」
公演地:福岡、倉敷
●東京交響楽団 第730回 定期演奏会
●「マルティン・ガルシア・ガルシア in 登大路ホテル奈良 コンサート&ディナー」
公演地:奈良(登大路ホテル奈良)

【秋公演】2025年10月~11月

●「マルティン・ガルシア・ガルシア ピアノ・リサイタル 秋」
公演地:十勝、札幌、広島、愛媛、石川、神奈川、新潟
●山形交響楽団 第328回 定期演奏会 出演
●スペインADDA交響楽団 来日公演 出演
公演地:東京、大阪

注目は、10月の山形公演でショパンの協奏曲ホ短調(1番)を演奏予定!

2021年大会ファイナルではヘ短調(2番)を演奏。その後の公演でもヘ短調を聴く機会が多かったように思います。自由律的なヘ短調に比べ、よりがっちりとしたホ短調をどのように演奏するのか楽しみです。5月はリストのピアノ協奏曲1番が予定されており、こちらもキラキラした曲で楽しみですね!

ソロ公演で発表されているプログラムには、シューベルト&ラフマニノフの「楽興の時」リスト「伝説『水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ』に「ロ短調ソナタ」と、彼のピアイズムを余すところなく堪能できます。

▼このブログを始めてから2つ目のコンサートがガルシアの協奏曲公演でした。
【2022.11.6】マルティン・ガルシア・ガルシア ピアノ協奏曲ほか 公演感想 @サントリーホール(東京)

【2023.6.2】マルティン・ガルシア・ガルシア 公演感想 @ザ・シンフォニーホール(大阪)

【2023.7.18】マルティン・ガルシア・ガルシア 公演感想 @ミューザ川崎シンフォニーホール

【2023.7.22】マルティン・ガルシア・ガルシア 公演感想 @山形テルサホール

パスカル・ロジェ(ピアノ、7月)

2025年7月に来日予定。コンサート情報はこちら

現代最高のフレンチピアニズムを継承するロジェは、同郷ラヴェル・ドビュッシー・サン=サーンスなどフランス作品を多く録音しています。全集録音も多くあるため資料としても貴重な存在。フランス音楽は彼の演奏を抜きにしては語れません。

御年73歳ですが、2023年のNHK交響楽団との共演は見事でした。”衰えない”どころか、サン=サーンスの疾走感・臨場感溢れる「エジプト風」協奏曲を引き切っていました。迫力も保ちながら、澄んだ音色、豊かな映像が浮かぶほど豊かな色彩感、非常に濃密な体験でした。

そんな大巨匠をソロで楽しめる贅沢な機会!

▼過去の公演の記事はこちら
【2023.5.20】パスカル・ロジェ×ファビオ・ルイージ×NHK交響楽団 N響定期公演感想 @NHKホール(東京)

ショパン国際コンクールの優勝者・入賞者も続々来日!!

2021年大会優勝のブルース・リウ、反田と第2位を分け合ったアレクサンダー・ガジェヴの来日情報も発表されていますので要チェック!

コンクールにも注目!

2024年、当ブログでは4つモントリオール」「ゲザ・アンダ」「リーズ」「浜松とコンクールを特集(?)してきました。どれもレベルが高く、お気に入りの若手ピアニストの演奏に出会うことができ、とても有意義なものでした。

そして2025年、何といっても5年に1度のショパン国際ピアノコンクールが開催!(前回大会はコロナの影響で2020→2021年に開催)。先にご紹介したおすすめピアニストは、全員がショパンコンクール出身です。

他にも、世界三大ピアノコンクールの1つ「エリザベート王妃国際音楽コンクール(ベルギー)」、それから「ロン=ティボー(フランス)」「ブゾーニ(イタリア)」「クララ・ハスキル(スイス)」「ヴァン・クライバーン(アメリカ)」と目白押し!大忙し!!!

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