こんにちは。いりこです。
海外のレストランで注文していると、日本ではあまり出会わない質問があります。
“Which protein would you like?”
直訳すると「どのプロテインにしますか?」
筆者は初めて聞いたとき一瞬「え?」となりました。プロテインって、あのシェイカーで振る粉のこと……?
実はこれ、聞かれているのは「主菜(メインの具)はどれにしますか?」。
英語の “protein” は、肉・魚・豆腐といった主菜そのもの(たんぱく源)を指す使い方があるんですね。日本語では「プロテイン」というと筋トレの粉、「タンパク質」と言ってしまうと栄養素の響きが強いので、肉や海老を「タンパク質はどれにする?」と選ぶ言い方はありませんよね。ここがズレのポイントです。
この記事では、この知られざる(?) “protein” の正体から、そのまま使える注文フレーズまでをご紹介します。
英語の “protein” は「主菜の具」を選ぶ言葉
英語圏のレストランでは、“Choose your protein” がメニューに載っていたりします。ブリトーで有名なChipotle(チポトレ)、サラダボウルの店、ポキ丼の店──筆者が大ハマりしていたタイ料理のパッタイなんかも、お店で “protein” を選ぶ一皿でした。
「ベース(ごはん or サラダ)を選ぶ → protein を選ぶ → トッピングを選ぶ」という組み立て式の注文が、ごく当たり前のスタイルです。
そこで選ぶ protein の定番は、たとえばこんな顔ぶれ。
- chicken(チキン)
- beef(牛肉)
- pork(豚肉)
- shrimp(海老)
- salmon / tuna(サーモン・マグロ。ポキ丼系の主役)
- tofu(豆腐、ベジタリアン枠の定番)
注目してほしいのは、肉も魚も豆腐も、ぜんぶ同じ “protein” という棚に並んでいること。日本語だと「肉の種類」「海鮮」「ベジ対応」とバラバラの引き出しに入っている食材が、英語では「たんぱく源」というひとつのくくりでまとめられているわけです。
しかも面白いのは、この protein が栄養素の名前のまま「注文する主菜」そのものを指すこと。“Choose your protein”(主菜を選んで)、”Add extra protein”(主菜を追加で)のように、栄養素の「タンパク質」が、そのままお皿の上の主役の名前として使われます。ここが、日本語の「プロテイン」にも「タンパク質」にも無い感覚。
聞かれたらこう返す|そのまま使える注文フレーズ
答え方はシンプルでOK。難しい文型はいりません。用途別に、そのまま使えるフレーズを並べておきます。
▼ 注文を決める
- “Chicken, please.”(チキンで)
- “I’ll have the chicken.”(チキンにします)
- “Can I get the shrimp?”(海老のをお願いします)
▼ 変更したい
- “Can you make it with shrimp?”(海老に変えてもらえますか?)
- “Can you make it with tofu?”(豆腐にできますか?)
▼ おすすめを聞く
- “What would you recommend?”(おすすめは?)
- “What do people usually get?”(みんなよく頼むのは?)
- “What’s the most popular?”(いちばん人気は?)
ちなみに聞かれ方にはバリエーションがあって、 “What protein would you like?” のほか、メニューに “choice of protein”(お好みのたんぱく源)と書いてあることも。protein という単語さえ「主菜の具のことだ」とわかっていれば、どのパターンで来ても慌てません。
よくある質問(Q&A)
Q. レストランで聞かれる “Which protein?” ってどういう意味?
「主菜のたんぱく源(肉・魚・豆腐など)はどれにしますか?」という意味です。筋トレ用の粉のことではありません。チキンや海老など、好きな具を答えればOKです。
Q. 英語で「プロテイン(粉)」と言いたいときは?
レストランでは “protein” が「粉」の意味になることはまずありません。粉のことをはっきり言いたいなら、”protein powder”(プロテインパウダー)や “protein shake”(プロテインシェイク)と言うのが自然です。
Q. 豆腐が「protein」に入っているのはなぜ?
英語の protein は「たんぱく質が主役の食材=主菜になるもの」をまとめて指すからです。肉・魚・卵・豆類まで、みんな同じ protein の棚。日本語だと別々の食材が、英語では「選べる一品」としてひとくくりになっているわけです。
Q. 注文の英語に自信がないときは?
具の名前+ please で十分伝わります( “Chicken, please.” )。迷ったら “What would you recommend?”(おすすめは?)と聞き返すのも定番です。
まとめ|protein は「粉」じゃなくて「主菜の具」
- 英語の “protein” はたんぱく源そのもの。レストランでは「主菜の具」を指す
- 日本語の「プロテイン」は “protein powder” の省略形。粉のイメージは日本ローカル
- 選択肢の定番は chicken / steak / carnitas / shrimp / tofu など。肉も魚も豆腐も同じ棚
- 答え方は “I’ll have the chicken, please.” か、具の名前+ please でOK
こういう「知ってるつもりのカタカナ語」って、背景を知るとちょっと楽しくなるんですよね。protein ひとつとっても、粉・栄養素・主菜の具と、英語の世界では意味がぐんと広がっている。こういう発見が積み重なると、海外での食事が単純におもしろくなります。
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