当サイトでは、下記のページにて「お金と時間さえあれば漏れなく行きたい!」と筆者が思うコンサートをご紹介しています。
やはり2025年も注目公演だらけで、全て参加できたらどれだけ幸せか、、、と妄想しながら情報収集しています。どれもおすすめですが、今回は特におすすめしたいコンサートをピックアップします。
ちなみにコンサートの情報はオケミン!さんの記事で詳しくまとめられていますので、ぜひチェックしてみてください!情報も早いのでとても参考にさせてもらっています。
ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ、6月)
2025年6月に来日予定。コンサート情報はこちら
2010年ショパン国際コンクールの覇者で、作り込まれた世界観はまさに芸術そのもの。話し出すと止まらないので、彼女の魅力についてはこの記事をぜひご覧ください。
やはりソロ公演が楽しみ!ショパンの「前奏曲」 & ショスタコ―ヴィチの「前奏曲とフーガ」全曲演奏が予定されています。
協奏曲公演では、NHK交響楽団とのラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」を演奏。N響によるチャイコフスキー「交響曲6番『悲愴』」も一緒に聴ける贅沢なプログラムです。
▼コンサート詳細はオケミン!さんの記事もご参照ください。
ルーカス・ゲニューシャス(ピアノ、4月)
2025年4月に来日予定。コンサート情報はこちら
アヴデーエワが優勝した2010年ショパン国際コンクールにて、第2位に輝いた逸材、当時弱冠20歳。
「がっちりした構成力」×「落ち着いた音色」×「時折溢れるパッション」の絶妙なバランスが魅力の王道ピアニスト。
ソロ公演では、ラフマニノフ:ピアノソナタ第1番の初版を日本初演予定、協奏曲公演では、ブラームスのピアノ協奏曲第1番を演奏予定。
ラフマニノフのソナタ1番といえば、コンクールでジェイデン・イズィク=ズュルコが演奏していた、長大で難解な曲。さらに出版されているのは100小節以上がカットされた後のバージョンとのこと。
ゲニューシャスは「このソナタ第1番はラフマニノフのピアノ独奏曲の中でも最高傑作の一つ」、「オリジナル版を深く研究した結果、これを世間に広める必要があると確信した」と語ります。
最近ファンになったもので、彼の音源はあまり聴いていませんが、これらの選曲は彼にぴったりな気がしており、どうにか参加したいところです。
▼コンサート詳細はオケミン!さんの記事もご参照ください。
クリスティアン・ツィメルマン(ツィマーマン)(ピアノ、12月)
2025年12月に来日予定。
御年68歳、全盛期ほどの輝きはありませんが、小さいころから彼の演奏を聴いて育った筆者、人生を懸けて推すと決めたピアニストです。
“引退”(先の予定は入れないといった趣旨?)発言もあったようですので、推せるときに推します。
なお、2023年の来日時には、公演1ヶ月前にようやくプログラムが発表されるようなスケジュール感でした。詳細の発表はまだ先になるかもしれませんが、気長に待ちましょう。
マルティン・ガルシア・ガルシア(ピアノ、5月/10月)
2025年5月と10月に、協奏曲公演の情報が確認できています。
これまで日本公演も多くしてくれているピアニストなので、追加情報も出てくるのではないかなあと期待しています。コンサート情報はこちら
注目は、10月の山形公演でショパンの協奏曲ホ短調(1番)を演奏予定!
5月はリストのピアノ協奏曲1番が予定されており、こちらもキラキラした曲で楽しみですね!
2021年大会ファイナルではヘ短調(2番)を演奏。その後の公演でもヘ短調を聴く機会が多かったように思います。自由律的なヘ短調に比べ、よりがっちりとしたホ短調をどのように演奏するのか楽しみです。
▼このブログを始めてから、2つ目のコンサートがガルシアの協奏曲公演でした。
▼コンサート詳細はオケミン!さんの記事もご参照ください。
パスカル・ロジェ(ピアノ、7月)
2025年7月に来日予定。コンサート情報はこちら
現代最高のフレンチピアニズムを継承するロジェは、同郷ラヴェル・ドビュッシー・サン=サーンスなどフランス作品を多く録音しています。全集録音も多くあるため資料としても貴重な存在。フランス音楽は彼の演奏を抜きにしては語れません。
御年73歳ですが、2023年のNHK交響楽団との共演は見事でした。”衰えない”どころか、サン=サーンスの疾走感・臨場感溢れる「エジプト風」協奏曲を引き切っていました。迫力も保ちながら、澄んだ音色、豊かな映像が浮かぶほど豊かな色彩感、非常に濃密な体験でした。
そんな大巨匠をソロで楽しめる贅沢な機会!
ショパン国際コンクールの優勝者・入賞者も続々来日!!
2021年大会優勝のブルース・リウ、反田と第2位を分け合ったアレクサンダー・ガジェヴの来日情報も発表されていますので要チェック!
コンクールにも注目!
2024年、当ブログでは4つ「モントリオール」「ゲザ・アンダ」「リーズ」「浜松」とコンクールを特集(?)してきました。どれもレベルが高く、お気に入りの若手ピアニストの演奏に出会うことができ、とても有意義なものでした。
そして2025年、何といっても5年に1度のショパン国際ピアノコンクールが開催!(前回大会はコロナの影響で2020→2021年に開催)。先にご紹介したおすすめピアニストは、全員がショパンコンクール出身です。
他にも、世界三大ピアノコンクールの1つ「エリザベート王妃国際音楽コンクール(ベルギー)」、それから「ロン=ティボー(フランス)」「ブゾーニ(イタリア)」「クララ・ハスキル(スイス)」「ヴァン・クライバーン(アメリカ)」と目白押し!大忙し!!!
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