留学のはなし 1-2.(前日譚)英語のはなし – 英語の勉強は日本でできる

英語・カナダ留学のはなし
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※あくまで個人の体験をまとめています。
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あらかじめご了承ください。
ご質問・ご指摘は大歓迎です!!

こんにちは。いりこです。

大学卒業後、数年務めた仕事を退職し、
Co-opプログラムでカナダのトロントで生活し始めました。

初めての海外長期滞在で、
海外生活にも留学にも詳しいわけではありませんが、
少しでもみなさんの検討材料の足しになれば幸いです。

本記事では、留学の詳細の前段階として、
留学前に英語の勉強はしておくべきか、について書いています。

留学前に英語勉強は必要か

留学目的・種類、経済力、独学の向き/不向きなどにもよりますが、
英語の勉強は最低限しておくべきだと思っています。

日本で英語の勉強をしておくべき3つ理由

  • 英語の勉強は日本でできる(極論これ!!)
  • 費用が最小限(かかるのは教材費のみ)
  • 学業・仕事と両立できる(収入・キャリアが止まらずリスクが少ない)

1つ目の「英語の勉強は日本でできる」これに尽きます。

英語の勉強については後日詳しく書いてみたいと思っていますが、
非ネイティブ話者が効率的に言語を習得するにあたっては、

  • 文法
  • 基礎的な語彙
  • よく使う基礎的なフレーズ(「もう一回言って?」「どういうスペル?」とか)

が必要不可欠です。
そしてこれらは自分で時間と労力を使って頭に染み込ませる必要があります。
つまり、日本で1人でできます。

「英語環境にいれば自然と英語が身につく」

これは間違いではないと思います。

筆者はこのアプローチをとっていないので推測でお話しますが、
言語習得の方法として
「イマージョン(没入法:その言語環境に浸りきった状態)」が効果的とされているようです。

例えば、
英語で「化学」を習う
フランス語で「フランス語」を学ぶ
英語のドラマを日本語字幕なしで観る、など。
要は、ヒト(赤ちゃん)が言語を習得するプロセスを再現するみたいです。

が、こと文法に関してはある程度体系的に学ぶことができるので(オトナのアドバンテージ、赤ちゃんにはできません)、日常に散らばる言語から自ら「文法」というルールを体系立てるのはコスパが悪いと思います。

また、語彙には終わりがありませんが文法はある程度終わりがありますので、
先に文法を固めてから、語彙という終わりのない世界に足を踏み入れることが妥当なように思います。

語学留学は慎重に

逆を言うと、
「語学留学」は慎重に検討する必要があると思います。
クリアすべきは次の3点。

1.日本でできることを、高いお金を払って海外でする必要があるか
→環境を整えたい、海外生活経験そのものに価値を見出している、
などであればアリかもしれません。

2.語学習得のためだけに一定期間を費やす必要があるか
→学業や仕事を中断し、いわばキャリアにブランクができます。
英語力の基礎を日本でつけてしまえば、
大学間交換留学や大学院進学、海外勤務などの選択肢も視野に入ります。

3.授業料や現地生活費などの経済面がクリアできるか
→結局はお金。
学生ビザだとアルバイトもできない国も多いようで、
「授業料などの初期費用」+「現地の生活費」まであらかじめ準備する必要がでてきます。
また入国にあたって経済力を証明する「銀行口座の残高証明」のために、
まとまったお金が必要な場合も。

もちろんメリットとして、

  • 英語を使用せざるを得ない環境を作れる
  • 学業・仕事から離れて英語の勉強に専念できる
  • 海外生活を経験できる

ということが考えられます。
これらにお値段以上の価値を見出せるかどうか、といったところでしょうか。

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