当サイトでは、下記のページにて「お金と時間さえあれば漏れなく行きたい!」と筆者が思うコンサートをご紹介しています。
※12.15追記
小林 愛実(2026年2月)/マルティン・ガルシア(2026年10月)/ジェイデン・アイジク=ズルコ(2027年1月)/ケイト・リウ(2027年2月)
※12.12追記
ブルース・リウ(2026年6月)
※12.1追記
ラトルxツィメルマンxバイエルン放送交響楽団(2026年11月)/ブルース・リウ(2026年6月, 2027年2月)/ダン・タイ・ソンxポヴォツカ(2026年6月)/ガヴリリュク(2026年11月)
▼スプレッドシートにまとめてみました
【アーティストで検索】【おすすめ順に並び替え】などご活用ください
コンサートスケジュール
やはり2025年・2026年も注目公演だらけで、全て参加できたらどれだけ幸せか、、、と妄想しながら情報収集しています。どれもおすすめですが、その中でも特におすすめしたいコンサートをピックアップします。
- ラファウ・ブレハッチ(ピアノ、2026年1月)
- クリスティアン・ツィメルマン(ツィマーマン)(ピアノ、11~12月)
- チョ・ソンジン(ピアノ、2026年5月)
- ブルース・リウ(ピアノ、2026年6月/2027年2月)
- ジェイデン・アイジク=ズルコ(ピアノ、2027年1月)
- ダン・タイ・ソン/エヴァ・ポヴォツカ(ピアノ、2026年6月)
- ショパン国際コンクール優勝者/入賞者ガラコンサート(12月~2026年1月)
- ケイト・リウ(ピアノ、2027年2月)
- マルティン・ガルシア・ガルシア(2026年10月)
- アレクサンダー・ガヴリリュク(ピアノ、2026年11月)
- ニコライ・ルガンスキー(ピアノ、2027年2月)
- クリスティアン・ティーレマン(指揮)ベルリン国立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ・ベルリン)ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)(2026年11月)
- 小林 愛実(ピアノ、2026年2月)
- ジョナタン・フルネル(ピアノ、2026年4月)
- 注目コンクールも盛り沢山!
ラファウ・ブレハッチ(ピアノ、2026年1月)
2026年1~2月に来日予定。コンサート情報はこちら
2005年、第15回ショパン国際コンクールで第1位を獲得したポーランド人ピアニスト。そして同時に「マズルカ賞」、「ポロネーズ賞」、「コンチェルト賞」、「ソナタ賞」を総なめ!
2000年のユンディ・リ、2010年のアヴデーエワ、2015年のチョ・ソンジン、2021年のブルース・リウでも、特別賞をすべて受賞した方はいません。
演奏は、まずテクニックがピカイチなのはもちろん、要所で繰り出される力強さ(ポロネーズ集なんて圧巻!)、そして甘々過ぎない絶妙なロマンチシズム。一言でいうと“完璧”
ハードル爆上げで臨んだ2023年の川崎公演では、その期待を軽々超えたものすごい体験。
まず姿勢がよくて見た目にエレガント!これ意外と大事で、圧倒的な余裕と貫禄を感じます。
そしてポーンとすごい速度で飛んでくる音、体を貫かれたような体感でした。そして音源顔負けの正確度。筆者のなかではツィメルマンの次の世代の「王道」ピアニストです。
▼過去の公演の記事はこちら
【2023.2.27】ラファウ・ブレハッチ 公演感想 @ミューザ川崎シンフォニーホール
▼2025年10月17日、待望のマズルカ集がリリース!ポロネーズ集も決定盤
クリスティアン・ツィメルマン(ツィマーマン)(ピアノ、11~12月)
2025年11月~12月に来日予定。コンサート情報はこちら
御年68歳、全盛期ほどの輝きはありませんが、小さいころから彼の演奏を聴いて育った筆者、人生を懸けて推すと決めたピアニストです。
“引退”(先の予定は入れないといった趣旨?)発言もあったようですので、推せるときに推します。
2025年来日公演も続々と情報が発表されてきました。なお、2023年の来日時には、公演1ヶ月前にようやくプログラムが発表されるようなスケジュール感でした笑。詳細の発表はまだ先になるかもしれませんが、気長に待ちましょう!
11.7: プログラム発表されました!
詳細はこちらの記事で解説しています。なんとツアー初日の前日笑。しかも12月の一部公演は12月8日以降改めて発表とのことですので、またまた気長に待ちましょう!
2026年公演が発表(速報のみ)!
2026年11月:サー・サイモン・ラトル(指揮) バイエルン放送交響楽団との共演
日本でのピアノ協奏曲公演は”少なくとも”3年振り!
▼過去の公演の記事はこちら
【2023.11.22】クリスティアン・ツィメルマン(ツィマーマン) 公演感想 @川商ホール 第1(鹿児島)
チョ・ソンジン(ピアノ、2026年5月)
2026年5月に来日予定。コンサート情報はこちら
2015年、第17回ショパン国際コンクール覇者、併せて「ポロネーズ賞」を獲得。韓国勢で初優勝、アジア勢としてもダン・タイ・ソン(1980年、ベトナム)、ユンディ・リ(2000年、中国)に続き3人目の快挙でした。
実は2009年の浜松国際コンクールで優勝しており、小説「蜜蜂と遠雷」でも(お名前は出てないですけど)触れられています。彼がいなかったら浜松コンクールがここまで発展してなかったかも(?)そしてこんな素敵な小説が書かれることはなかったかも(?)と、多方面に影響を与えている偉業です。
Mr. パーフェクトという声が聞こえてくるくらい抜群のテクニック、近年はスリリングだったり、ラヴェル・プロジェクトで見せた色っぽさなど、ますます魅力が深まっている若き巨匠です。
今回は筆者ドはまり中、敬虔で気高いJ. S. バッハの「パルティータ1番」に、ショパコン優勝者による「ワルツ全14曲」が予定されています!うまい人のワルツは一際絶品なのです。
▼過去の公演の記事はこちら
当ブログを初めてから最初のコンサートが彼の協奏曲でした!
【2022.10.9】チョ・ソンジン×サー・サイモン・ラトル×ロンドン交響楽団 公演感想 @北九州ソレイユホール
【2023.6.28】チョ・ソンジン×山田 和樹×バーミンガム市交響楽団 公演感想 @文京シビックホール(東京)
2015年ショパンコンクールを振り返る~チョ・ソンジン/アムラン/ケイト・リウ/エリック・ルー/(トニー)・ヤン/シシキン~
ブルース・リウ(ピアノ、2026年6月/2027年2月)
2026年6月(ソロ)、2027年2月(協奏曲)に来日予定。コンサート情報はこちら
コロナで1年延期、世界中の音楽ファンが待ちわびるなか開催された2021年、第18回ショパン国際コンクールの覇者。毎年のように来日してくれています。
▼今のところ公開されているのは1公演のみですが、そのプログラムがこちら
※12/12 更新 プログラムの全容が公開されました!
リゲティ : ピアノ練習曲集 第1巻第4番「ファンファーレ」
ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番 Op.27-2「月光」
ショパン: ノクターン第7番 Op.27-1/第8番 Op.27-2
ラヴェル:道化師の朝の歌(「鏡」より 第4曲)
* * *
ドビュッシー:夢
ベートーヴェン : ピアノソナタ第21番 Op.53「ワルトシュタイン」
モンポウ:「月の光」によるグロッサ/「月の光」による幻想曲
リスト:スペイン狂詩曲
彼のプログラムは、「有名で聴きやすいけど、意外と取り上げられない曲」が多い気がして、琴線をブンブン揺らしてきます。
ベートーヴェン3大ソナタといわれる「月光」に、疾走感あふれる大好きな「ヴァルトシュタイン」。いかにもノクターンらしく夢見心地なOp.27-2に、エキゾチックな「道化師の朝の歌(組曲「鏡」第4曲)」、地味ですが文字通り夢想的な「夢」、そしてリストの中でも最難関でド派手な「スペイン狂詩曲」という豪華プログラム!さらにはコンクールでもよく聞く鋭利なリゲティに、スペインの作曲家モンポウの作品も並びます。
特に、彼のキラキラ感でのリスト「ドン・ジョヴァンニの回想」は大興奮モノでしたので、今回は「道化師の朝の歌」や「スペイン狂詩曲」に期待です!
さらに、速報で2027年2月に、イヴァン・フィッシャー(指揮) ブダペスト祝祭管弦楽団との共演が発表(速報のみ)されています!
▼過去の公演の記事はこちら
【2023.2.18】ブルース・リウ 公演感想 @上野学園ホール(広島)
ジェイデン・アイジク=ズルコ(ピアノ、2027年1月)
2027年1月に来日予定。コンサート情報はこちら
筆者待望の!!!!若手の中でも大注目のピアニストがついに来日します。2025年も万博で来日演奏したそうですが、ちょっと特殊でいまいち確固たる情報を得られず断念、、、、
今回はシンプルルート(?)でチケットが取れそうです、、、ほんとにうれしい。。。
彼を知ったきっかけは2024年モントリオール国際で優勝、レベルの高い大会の中でも光った安定感、そして同年リーズ国際でも優勝、文句なしの安定感。
そう、彼の魅力はど真ん中を突っ走る技量に幅広いレパートリーで見せる豊富な表現、本当に”端正”で”王道”!さらにはファイナルで50分にも及ぶブラームス「ピアノ協奏曲2番」を弾き切る胆力の持ち主。
現在発表されているプログラムはベートーヴェン「ピアノ協奏曲4番」!これまた上品な選曲で楽しみです。
◆【新譜CD】ジェイデン・イズィク=ズュルコ(アイジク=ズルコ) リーズ国際ピアノコンクール 2024ゴールド・メダル・ウィナー
ダン・タイ・ソン/エヴァ・ポヴォツカ(ピアノ、2026年6月)
2025年6月に来日予定。コンサート情報はこちら
1980年ショパン国際コンクールでアジア人初の優勝者:ダン・タイ・ソンと、同大会第5位入賞&マズルカ賞:エヴァ・ポヴォツカ、ショパンコンクールの審査員としてもおなじみの二人が豪華共演!
そもそも複数ピアニストによる公演は多くないですし、しかも2人ともが第一線という公演は貴重ですね!
ラヴェル:マ・メール・ロワ(連弾)は、子供好きのラヴェルが友人の子供に献呈した、おとぎ話の世界に入り込める幻想的な曲、これだけのために行く価値ありです!プーランク:2台のピアノのためのソナタは聴いたことないので聴いてみたい。
ショパン国際コンクール優勝者/入賞者ガラコンサート(12月~2026年1月)
10月に開催された、5年に1度、世界最高峰の国際ピアノコンクールであるショパン国際ピアノコンクール。優勝者、入賞者によるガラコンサートの情報が発表されています。
誰が、何を演奏するのかも未定という、ガラコンサートならではの福袋感がありますね!
優勝者のエリック・ルーは確定として、入賞者コンサートは入賞者全員というわけでもなさそう?
2021年・2025年のコンクールファイナルでバックを務めたアンドレイ・ボレイコ(指揮)&ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団との共演が発表されています。
※11/11追記
指揮者がアントニ・ヴィット氏に変更されました。2005年・2010年のショパンコンクールのファイナルでバックを務めていた、ポーランド音楽界の第一人者です。
※11/28
全出演者&全曲目が決定!
12月:優勝者リサイタル コンサート情報はこちら
2026年1月:入賞者ガラコンサート コンサート情報はこちら
▼こちらが曲目一覧
・第6位ウィリアム・ヤンは1/24大阪公演から参加、第4位リュウ・ティエンヤオは不参加(さすがに学業とか?)
・第2位のケヴィン・チェンに「英雄ポロネーズ」だけ演奏させて帰らせる日がちらほら
・第4位の桑原志織さんがもろもろ差し置いてコンチェルト演奏(3位のズートン・ワンも1回だけ)、しかもその日はホ短調×2って結構きついのでは?
・第5位ヴィンセント・オンも協奏曲を1回担当、しかも今大会の目玉「幻想ポロネーズ」を軒並み担当し、同じく第5位のピォトル・アレクセイヴィチ(ワルツ1曲で帰る日もある)とは待遇の差が(?)
・そういった意味では、1/31名古屋公演が一番きれいかもです

| 日付 | 会場 | エリック・ルー(第1位) | ケヴィン・チェン(第2位) | ワン・ズートン(第3位) <ソナタ賞> | 桑原志織(第4位) | ピォトル・アレクセヴィチ(第5位) | ヴィンセント・オン(第5位) | ウィリアム・ヤン(第6位) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-01-22 | 熊本県立劇場 | ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op.64-2 ポロネーズ 変ロ長調 Op.71-2 | ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 | ピアノソナタ第2番「葬送」 変ロ短調 Op.35 | ポロネーズ第6番「英雄」 変イ長調 Op.53 スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39 | ノクターン第18番 ホ長調 Op.62-2 ワルツ第5番 変イ長調 Op.42 | 幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 | 不参加 |
| 2026-01-23 | アクロス福岡シンフォニーホール | ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 | ポロネーズ第6番 「英雄」 変イ長調 Op.53 | 幻想曲 ヘ短調 Op.49 | スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39 | ノクターン第18番 ホ長調 Op.62-2 ワルツ第5番 変イ長調 Op.42 | 4つのマズルカ Op.41 | 不参加 |
| 2026-01-24 | ザ・シンフォニーホール | ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op.64-2 バラード第4番 ヘ短調 Op.52 | ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 | ピアノソナタ第2番「葬送」 変ロ短調 Op.35 | ポロネーズ第6番「英雄」 変イ長調 Op.53 スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39 | ノクターン第18番 ホ長調 Op.62-2 ワルツ第5番 変イ長調 Op.42 | 4つのマズルカ Op.41 | 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 |
| 2026-01-25 | 京都コンサートホール | ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 | ノクターン第13番 ハ短調 Op.48-1 ポロネーズ第6番 「英雄」 変イ長調 Op.53 | 幻想曲 ヘ短調 Op.49 | スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 | アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 | 幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 | ノクターン Op.32 第1番 ロ長調/第2番 変イ長調 |
| 2026-01-27 | 東京芸術劇場 | ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 | ポロネーズ第6番 「英雄」 変イ長調 Op.53 | ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 | 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 | アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 | 幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 | ノクターン Op.32 第1番 ロ長調/第2番 変イ長調 |
| 2026-01-28 | 東京芸術劇場 | ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op.64-2 バラード第4番 ヘ短調 Op.52 | ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 | 幻想曲 ヘ短調 Op.49 | ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 | ワルツ第5番 変イ長調 Op. 42 | 4つのマズルカ Op.41 | ノクターン第17番 ロ長調 Op.62-1 |
| 2026-01-29 | ミューザ川崎シンフォニーホール | ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 | ポロネーズ第6番 「英雄」 変イ長調 Op.53 | ピアノソナタ第2番「葬送」 変ロ短調 Op.35 | スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39 | ノクターン第18番 ホ長調 Op.62-2 | ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 | 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 |
| 2026-01-31 | 愛知県芸術劇場コンサートホール | ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 | ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 | ピアノソナタ第2番「葬送」 変ロ短調 Op.35 | ポロネーズ第6番 「英雄」 変イ長調 Op.53 | ノクターン第18番 ホ長調 Op.62-2 ワルツ第5番 変イ長調 Op.42 | 幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 | 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 |
ケイト・リウ(ピアノ、2027年2月)
2027年2月に来日予定。コンサート情報はこちら
2015年ショパン国際コンクール第3位&マズルカ賞!2025年大会審査員長オールソンに「魔法」と言わしめた唯一無二のピアニズム。
遅ればせながら、彼女にハマったのは最近のことなのでフォローできていませんでしたので、チャンスがあれば積極的に聴きに行きたいピアニストのひとりです。
現在発表されているプログラムはベートーヴェンど真ん中”ハ短調”の「ピアノ協奏曲3番」!
マルティン・ガルシア・ガルシア(2026年10月)
2026年10月に来日予定。コンサート情報はこちら
現在は協奏曲の1公演のみの情報ですが、毎年精力的に日本でのリサイタルをしてくれていますので、2026年も期待したいです!
曲目はチャイコフスキー「ピアノ協奏曲1番」。超がつく有名曲ですが、壮大な序奏の後は土っぽい独特の魅力が奥深い曲、一音一音丁寧に色付けしていくガルシアの演奏で聴いてみたいですね!
▼このブログを始めてから2つ目のコンサートがガルシアの協奏曲公演でした。
【2022.11.6】マルティン・ガルシア・ガルシア ピアノ協奏曲ほか 公演感想 @サントリーホール(東京)
【2023.6.2】マルティン・ガルシア・ガルシア 公演感想 @ザ・シンフォニーホール(大阪)
【2023.7.18】マルティン・ガルシア・ガルシア 公演感想 @ミューザ川崎シンフォニーホール
【2023.7.22】マルティン・ガルシア・ガルシア 公演感想 @山形テルサホール
アレクサンダー・ガヴリリュク(ピアノ、2026年11月)
2027年11月に来日予定(速報のみ)。コンサート情報はこちら
2000年浜松国際コンクールに16歳で優勝、さらに2005年ルービンシュタイン国際コンクールでも優勝者と、若くして第一線を走るウクライナ出身のピアニスト。
筆者が当ブログを始める前でしたが、ロシア3大ピアノ協奏曲として「チャイコフスキー1番」「プロコフィエフ3番」「ラフマニノフ2番」を一晩で弾き上げるスケール感を味わいました!
一方で丁寧なタッチと詩的な音楽性が魅力、筆者的には「プロコフィエフ2番」の演奏が大好きです。
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ、2027年2月)
2027年2月に来日予定。コンサート情報はこちら
あのロシアの大巨匠ルガンスキーが、2027年に来日することが発表されました!
2027年の日程がもう公表されていることも驚きですが、曲目はなんと十八番ともいえるラフマニノフ、超絶技巧とロマンチックの極み「ピアノ協奏曲第3番 ニ短調」 。
あまり頻繁に来日するイメージもないですのでぜひ足を運びたい!現在は京都公演のみ発表されています。
クリスティアン・ティーレマン(指揮)ベルリン国立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ・ベルリン)ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)(2026年11月)
2025年11月に来日予定。コンサート情報はこちら
ピアノ専の筆者が推している数少ない指揮者、ラガーマンティーレマン。
このブログの書きはじめに行ったコンサートの一つで、熱情と冷酷を持ち合わせたような圧倒的なブラームスは忘れられません。この時に共演したシュターツカペレ・ベルリンと再び来日!2024年から音楽総監督を務めています。
現在公開されているプログラムは、ブッフビンダーと共演でのグリーグ「ピアノ協奏曲」。巨匠×名門オケによる成熟した音楽をぜひ聴きたいです。交響曲はそこまで詳しくないので、プログラムによってはオケ公演も積極的に聴きに行きたいですね。
🎍ニューイヤー・コンサート2024🎍ウィーンフィル×ティーレマン(指揮)世界最高峰の共演
小林 愛実(ピアノ、2026年2月)
2021年ショパン国際コンクール第4位!彼女のピアニズムを楽しめるシンプルなプログラムに加え、うれしいのはラヴェル多め!さらにはめったに取り上げられない組曲「クープランの墓」が!バロック的な響きを基調に、ラヴェル独特の鮮やかな印象派的な響きが乗っかっている名曲ぞろいです。
ラヴェル:前奏曲/ボロディン風に/シャブリエ風に
シューマン:クライスレリアーナ op.16
ショパン:3つのマズルカ op.59
ラヴェル:クープランの墓
ジョナタン・フルネル(ピアノ、2026年4月)
2025年4月に来日予定。コンサート情報はこちら
2021年エリザベート王妃国際コンクール覇者!2025年大会を聴いて、そのレベルの高さを再確認したばかり!その前回大会優勝者。
2025年11月にもソロ公演がありましたが、2026年にも協奏曲公演で来日が予定されています。しかも超重量級、ブラームスのピアノ協奏曲を2曲とも一夜で!これは聴き逃がせない!
コンサート情報はこちら

注目コンクールも盛り沢山!
そして2025年は、5年に1度のショパン国際ピアノコンクールをはじめ、世界三大ピアノコンクールの1つ「エリザベート王妃国際音楽コンクール(ベルギー)」、それから「バッハ(ドイツ)」「ロン=ティボー(フランス)」「ブゾーニ(イタリア)」「クララ・ハスキル(スイス)」「ヴァン・クライバーン(アメリカ)」と目白押しでした!
2026年は少しゆったりとしたスケジュールですので、一つ一つ大事にかみしめていきたいと思います。










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